シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

想像よりはるかに厳しい?シングルマザーのリアルな生活実態

ライター 天守閣ノボル

紙媒体からWEB媒体に活動の場を移し10年目のアナログライター。小学生と保育園児、2人の子をシングル育成中。兄妹仲悪し。

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母子家庭の貧困が社会問題になっています。しかし、解決の糸口がすぐに見つかるわけではなく、未来も見えずになんとか暮らしているシングルマザーが多いのが実態です。孤独や困窮のなかで時に悲しい事件が起こり、そこから母子家庭の生活実態が垣間見えてくることがあります。神奈川県川崎市で起きた中学1年生殺害事件も、そのひとつかもしれません。

被害者の母は……?

遼太が学校に行くよりも前に私が出勤しなければならず、また、遅い時間に帰宅するので、遼太が日中、何をしているのか十分に把握することができていませんでした。

ライブドアニュース「中1殺害事件で露呈 母子家庭の子どもが直面する厳しい現実」
http://news.livedoor.com/article/detail/9879757/

 

今思えば、遼太は、私や家族に心配や迷惑をかけまいと、必死に平静を装っていたのだと思います

ダイヤモンドオンライン「貧困状態でも生活保護を選べないシングルマザーの葛藤」
http://diamond.jp/articles/-/70894

離婚して5人の子どもをひとりで育てていた被害者の母親。シングルマザーの苦しい境遇がうかがえます。

シングルマザーが抱える2つの苦しみ

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シングルマザーは「経済的困窮」に加えて、「子どもと過ごす時間の不足」というもうひとつの問題を抱えていることがわかります。

子どもとのすれ違い

中1殺害事件の被害者の母親に限らず、生活を支えるために朝早くから夜遅くまで働いたり、仕事を掛け持ちしたりして、子どもとすれ違いの生活を送っているシングルマザーは少なくありません。苦労する母親の姿を見て、「迷惑をかけたくない」と我慢してしまう……。そのような子どもが、母子家庭においてはよく見られると言います。

内閣府が作成、公表している「子どもの貧困対策に関する大綱」には、「家庭で家族が接する時間を確保する」「貧困の状況が社会的孤立を深刻化させることのないよう配慮して対策を推進する」とありますが、今後、どのように支援の手が差し伸べられるのでしょうか。

内閣府「子供の貧困対策に関する大綱」(PDF)
http://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/pdf/taikou_gaiyou.pdf