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離婚を考えているとき、相談するなら誰がいい?

ライター 辻寿子

フリーライター歴22年。シングルで双子男子を育て中!双子の兄は脳性マヒで車椅子。結婚歴3回、死別→離婚→離婚の経験あり。

Photo hisako tuji

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誰だって、いつか離婚をしようと思って結婚するわけではありません。それでも離婚を考えてしまうとき、きっと相当な苦悩を抱え込んでいることでしょう。人に相談したくても、内容が内容だけに誰でもいいというわけにはいきません。ここでは、どんな相手に相談すればいいのか、メリット・デメリットを交えてご紹介します。

両親やきょうだいなどの身内

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まず思い浮かぶのは、自分を一番理解してくれて、味方になってくれるに違いない両親などの身内でしょう。人生経験も豊富ですし、結婚の大先輩でもあります。あなたを育ててきた親ですから、何よりあなたのことを心配しているはず。孫かわいさに、離婚後の協力を得られる場合もありますね。

身内に相談した場合のメリット

とにかく「あなたの味方になってくれる」ということです。離婚に至ったとしても、経済面や子どものお世話などで絶大な協力者となるでしょう。人には言えなくても、身内だったら相談できることもあります。離婚後のことを考えると、ぜひとも身内の理解と協力は得たいところです。

身内に相談した場合のデメリット

身内なだけに、感情的になってしまうことがあります。感情的になると周りの状況を冷静に見ることができなくなるため、不利な方向に話がこじれてしまうことも。たくさん心配をかけてしまうことも挙げられます。そして、注意すべきは「相手が浮気をしたが、自分はやり直したい」と思っているときの相談。もし夫婦関係が修復できても、夫の浮気が両親の知るところとなり、しこりが残ってしまいます。

親しい友人

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両親に心配はかけたくないけど、自分一人で抱え込むのは限界。そんなときに思い浮かぶのは、心から信頼できる友人ではないでしょうか。一人で思い悩むより、打ち明けたほうが圧倒的に楽になります。

友人に相談した場合のメリット

その友人が夫を知っている、結婚前からの長い付き合いだった場合、夫の性格なども交えて深く理解してもらうことができます。親には言えない内容を話せるのも友人でしょう。また、友人に離婚経験があれば参考になるリアルな話が聞けます。

友人に相談した場合のデメリット

人の口に戸は立てられません。いつのまにか、相談してもいない他人があなたの悩みを知っていることがあるかもしれません。また、味方になってくれても感情的になりすぎて、夫との間に入ってもらったつもりが大きなトラブルに発展することも。友人に相談するなら、話してもいい範囲を決めて、実際に間に立ってもらうのは極力避けましょう。

離婚のプロ

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離婚のプロといったら、まず弁護士が浮かぶ方が多いでしょう。しかし、実はいろんな相談所があるのです。無料なのは、地方自治体や女性センター、法テラス(日本司法支援センター)、家庭裁判所など。有料では弁護士、民間の離婚相談所、心療内科などがあります。それぞれに特性がありますから、よく調べてから選ぶようにしてください。

離婚のプロに相談した場合のメリット

離婚のさまざまなパターンを扱っており、知識や経験も豊富なので、安心して相談できます。もちろん法的なことにも通じているので、例えば慰謝料は請求できそうなのか、養育費はどれくらいもらえそうかなど、具体的な相談にも乗ってもらえます。

離婚のプロに相談した場合のデメリット

守秘義務があるので秘密は守られますが、有料の場合は60分1万円などと高額です。離婚には複雑な状況がつきものですから、それを全く知らない相談人に説明するだけで時間を使ってしまうことも。全面的にあなたの味方をしてはくれますが、親身になってくれる身内や友人のようにはいきません。離婚の意思が揺るぎなく、具体的に法的な手続きを進めたくなってから相談した方がいいでしょう。

まとめ

離婚を考えたとき、誰に相談するかでその先の人生が決まってしまうかもしれません。いずれにしても後悔のないよう、ベストな相談相手を選んでくださいね。