シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

離婚してシングルマザーになったとき、誰から連絡すればいいの?

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離婚後、何をすればいいの?

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シングルマザーには不安がいっぱい

離婚してシングルマザーになると決めたとき、「これからどのような生活が待っているのか」「子どもたちを育てながらどう進んでいけばよいのか」など、不安でいっぱいになると思います。そのうえ、親や友人たちにはどうやって、この状況を伝えればよいのか……。やるべきことが多すぎて、何から手をつけるべきか分からなくなってしまうこともありますよね。

ただ、順を追ってクリアにしていけば、少しずつ道はひらけていきます。ここでは、離婚してシングルマザーになる際に誰から順番に連絡すればよいのか、また連絡するときに注意しておきたいポイントをご紹介します。

まずは一番心配してくれている親に連絡を

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親にとって、子どもはずっと子ども

離婚を決意するまで、誰にも相談しなかったという方もいるかもしれません。ですが、自分と子どもの将来のためにシングルマザーになると決めたなら、まずはあなたの親に報告しましょう。親は子どもが大人になって巣立っていっても、ずっと子どものことを気にかけてくれる存在。あなたが離婚について相談していなくても、きっとどこかであなたのことを思っていてくれたはずです。子どもがいるあなたなら、その気持ちは理解できるでしょう。

親を頼ることも、時には大切

「余計な心配をかけるから」と親に何も言わないのは、かえって親不孝です。まずは親に報告し、今後について話をしましょう。経済的な、あるいは精神的な支えになってくれるはずです。シングルマザーになることは、想像以上に大変なもの。時には親の助けも借りながら、前向きに進んでいきましょう。

公的機関に連絡して手続きを早めに進めましょう

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子どもの名字の変更

離婚の手続きだけでは、子どもは父親の戸籍に残っています。親権を取って、母親の新しい戸籍に子どもを入れ、母親と同じ姓を名乗るには別途、手続きが必要になります。またその際、姓が変わることを子どもによく説明し、理解してもらうことも大切です。

最高裁判所「子の氏の変更許可について」
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_07/

児童扶養手当

児童扶養手当とは、母子もしくは父子家庭の安定と自立を支援する制度です。シングルマザーは経済的に大変苦しい立場になることでもあるので、早急に手続きを進めましょう。

厚生労働省「児童扶養手当について」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/osirase/100526-1.html

被扶養者異動届

離婚する前に、妻や子どもが夫の健康保険組合の被扶養者や、厚生年金などの第3号被保険者になっている場合は、異動の手続きが必要になります。離婚届の提出後、新しい戸籍ができるまでの期間は地域によって差があるので確認しておきましょう。その間は元夫の健康保険や厚生年金に加入したままの状態です。すでに仕事を始めている場合は、新しい戸籍ができ次第、勤務先に伝えて手続きを進めてもらいましょう。

日本年金機構 「健康保険・厚生年金適用関係届書・申請書一覧」
http://www.nenkin.go.jp/n/www/sinsei/index2.html

その他の手続きについて

氏名や住所、本籍地が変わると、他にも変更手続きが必要なものが出てきます。免許証、預金通帳、クレジットカードなど、それぞれ所定の用紙を取り寄せて早めに済ませましょう。手続きの際には健康保険証、住民票など身分を証明するものが必要となりますので、多めに発行して手元へ置いておくと役立ちます。

信頼している友人、恩師などへの連絡は丁重に

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離婚の報告は直接会うか、手紙やはがきで

気軽な友だちであればメールでの離婚報告でもよいかもしれませんが、信頼している友人や恩師、お世話になった方には直接話す方がオススメです。離婚に至るまでの経緯を簡単に説明し、報告するようにしましょう。また、会えない人には引っ越しのお知らせはがきや手紙などにつづるのもよいですね。

人は宝、関わってくれる人を大事にしよう

付き合いの長い、親しい友だちやお世話になった人たちは、シングルマザーになったあなたを応援してくれるかけがえのない宝物。その人たちとの関係と絆をより深めるためにも、離婚の連絡や報告はきちんとしておきましょう。なぜなら、あなたがこれから子育てをしながらシングルマザーとして社会で生活をしていくうえで、その人たちは困ったときに手を差し伸べてくれる存在だからです。いつか「人は宝」という言葉を実感するときが来るでしょう。

まとめ

離婚をするには、とても大きなパワーが必要です。シングルマザーになるということは、子どもの母親でありながら父親の役目も担うことにもなります。さまざまな手続き、親や職場、知人への連絡などやるべきことも山積み。優先順位を考えながらひとつひとつ解決して、新しい生活の第一歩を踏み出しましょう!

 

 

ライター:木村かなえ
2児の母。18年間専業主婦として過ごした後に離婚。シングルマザーになり社会の荒波へ。総務や経理などの事務職をこなしながら、前向きに生きることを心がけています。