シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

子どもが病気になったときに頼りたい「病児保育」とは

ライター 森本由紀

1児の母。12年の結婚生活を経て40代で離婚しシングルマザーに。現在は行政書士・カウンセラーとして活躍するかたわら、ライターとしても執筆活動を行っています。

Photo yuki morimoto

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シングルマザーにとって、子どもの病気は最大の難関

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子どもが急に発熱!仕事はどうする?

子どもは、よく熱を出したり、体調を崩したりするもの。その様子は見ているだけでもつらいですが、シングルマザーにとっても困った問題になります。なぜかというと、一般の保育所では熱のある子どもを預かってくれないのです。急な発熱の場合、保育所に連れて行けず、自分が仕事を休んで面倒をみなければなりません。

ずっと仕事を休まなければならない?

子どもの熱は、何日も下がらないこともあります。インフルエンザや水ぼうそうなどの感染症にかかれば、保育所を長期で休まなければならない場合も。夫婦共働きなら交代で仕事を休むこともできますが、一人で子育てをしているシングルマザーにはそれも不可能ですよね。実家などに頼れず、他の預け先もなければ、自分が何日も仕事を休む必要があります。

病気の子どもを預けられる「病児保育」がある

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子どもが病気でいつもの保育所に預けられないとき、頼りになるのが「病児保育」です。病児保育は一般の保育所と違い、病気のときだけ一時的に預かってくれる保育施設で、一般の保育所に併設されていたり、病院の中などに設けられていたりします。

利用するには事前登録が必要な場合も

病児保育は子育て支援事業の1つとして市区町村で実施されており、ほとんどの場合、役所を経由して申し込みができます。利用方法は市区町村によって違いますが、事前登録が必要なところが多いため、あらかじめ調べておきましょう。

最近注目されている「訪問型」病児保育

病児保育は通常の保育所と同じように、施設に子どもを連れて行って預けるのが一般的です。こうした「施設型」の病児保育以外にも、保育士が訪問して病気の子どもの面倒をみてくれる「訪問型」も増えてきています。

シングルマザーは病児保育を活用しよう

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病児保育を利用すれば、子どもが病気のときにも仕事を休まなくてすみますから、シングルマザーにとってはとても心強い味方です。特に、実家などに頼れないシングルマザーは、病児保育を確保しておくことをおすすめします。

シングルマザーなら安く利用できることも

市区町村が指定する病児保育を利用する場合、シングルマザーは通常より安く利用できるケースがほとんどです。市区町村によっては無料で利用できるところもありますから、ぜひ活用しましょう。

病児保育だけでは万全ではない

ただ、病児保育の数はまだまだ十分ではありません。風邪の流行する季節などはすぐに定員がいっぱいになり、希望しても受付してもらえないことも多くなっています。病気のときでもみてくれるベビーシッターなど、病児保育以外の預け先も考えておいた方が良いでしょう。

まとめ

子どもが小さい間の病気というのは避けられないもの。さらに自分一人で子どもを抱えて働くのは至難のワザです。病児保育はシングルマザーの強い味方ですから、自分の住んでいる市区町村での利用方法を確認しておき、困ったときにはぜひ活用しましょう。


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