シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

子どもに離婚を上手に伝える4つのコツ

ライター 天守閣ノボル

紙媒体からWEB媒体に活動の場を移し10年目のアナログライター。小学生と保育園児、2人の子をシングル育成中。兄妹仲悪し。

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離婚を決断するまでの道のりは、つらく苦しいものですね。けれど、ひとたび心を決めれば、あとは未来を見て進むだけ。「別れたい……、でも……」という葛藤から抜けだしただけでも、大きな進歩であり、考えなくてはならない面倒事がひとつ減ったということになります。

子どもを傷つけないために

たったひとつの気がかりは、子どものこと。繊細な心を傷つけないために、どんなことに気を配ったらいいのでしょうか? 子どもに離婚のことを伝えるポイントをまとめます。

(1)子どもに伝える時間と場所を見極める

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子どもは親の気持ちに敏感

離婚するほど深刻な仲違いをしていたら、物心がついた年頃の子どもなら両親に対していろいろなことを感じているはず。「離婚」という言葉を知っている子なら、「もしかしたら……」と不安になっているに違いありません。結婚や離婚のことがまだよくわからない小さなお子さんも、険悪なムードは何かしら心に影を落としているものです。

後回しにせずに伝える

離婚を決心したなら、あまり間をおかず子どもに伝えたほうがよいでしょう。後回しにすれば、それだけ不安を長引かせることになります。ただ、朝の慌ただしい時間や、平日の夜などは避けたほうが賢明。子どもは離婚のことを聞いてあれこれ考えを巡らせますが、そのときに一緒にいてあげられるほうがいいからです。

子どもも落ち着けるように配慮を

子どもが時間を確保できるタイミングを、しっかりと見極めるのが肝心。離婚騒動で家の中の雰囲気がどんよりしていると感じたら、思い切って外に出て、落ち着いて話せる場所を探してもいいかも。

(2)子どもから質問を受け付ける

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答えられる範囲で話す

離婚の話を聞けば、子どもの頭は少なからず混乱します。「離婚するから」だけ伝えるのではなく、子どもからの質問タイムを作ってあげてください。あまり聞かれたくないこともあるかもしれませんが、なるべく誠実に向き合うことが大事だと思います。答えられる範囲で、つつみかくさず話してあげてください。

子どもが事実を受け入れるために

頭に浮かんだ疑問を全部ぶつければ、その場で理解することはできなくても、事実を受け入れるための素地にはなるはずです。子どもの気が済むまで、話を聞いてあげてくださいね。

(3)自分の気持ちを込めすぎない

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感情的にならないように注意

離婚を決意した直後は、かなり興奮した精神状態になると思います。だからといって、そのテンションのまま向き合うことはちょっと危険。感情的になると、相手の悪口を言ってしまったり、自分がいかにつらかったかを延々と話してしまったりするかもしれません。

子どものパパであることは変わらない

あなたにとっては離婚する相手でも、子どもにとってはパパなのだということを忘れないこと。気持ちを落ち着けて話すように心がけてください。

(4)子どもに甘えない

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親に寄り添おうとする子もいる

親の気持ちに敏感になって接する子もいます。ママのつらさに寄り添おうとしたり、「自分が守ってあげなくちゃ!」と思ったりする子も少なくありません。小学校の中・高学年くらいになると、大人の事情もかなりわかってくるようになるので、よく話を聞いてくれるでしょう。

子どもがママの気持ちを引き受けてしまう

慰めてくれたり、元気づけてくれたりする子もいますが、話をわかってくれるからといって、それに便乗していろいろ話しすぎてしまうのも考えもの。それは、あなたのつらさを子どもが引き受けているということなのです。たとえわが子でも、大人のあなたがセーブして、きちんと線引きしてくださいね。

まとめ

離婚は子どもにとって受け入れがたい事実ですが、家族として受け止めてもらわなければ前に進むこともできません。どうしても落ち込んでしまうようなら、なるべく未来の楽しいことを話して、新しい人生設計を一緒に考えてみてはいかがでしょうか?