シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

円満離婚のために知っておきたいNGポイント

ライター 森本由紀

1児の母。12年の結婚生活を経て40代で離婚しシングルマザーに。現在は行政書士・カウンセラーとして活躍するかたわら、ライターとしても執筆活動を行っています。

Photo yuki morimoto

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子どものためにも円満離婚を目指した方がいい

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離婚することが決まった夫婦は、離婚の条件や今後のことについて話し合いをしなければなりません。離婚に至ったということは、既に夫婦の信頼関係がなくなっているということ。お互いが感情的になってしまい、なかなか話がまとまらないこともあります。

憎しみを相手にぶつけるのではなく、冷静な話し合いを

子どもがいると、離婚後も面会や養育費を通じて元夫とつながりが続きます。ケンカ別れすれば、子どもがパパに会いたいのに会えなくなったり、養育費の支払いがスムーズにいかなかったりする可能性があります。

 

相手の悪口を言うのはNG

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もう離婚が決まったのであれば、相手の悪口を言っても仕方ありません。もし離婚に至った責任が相手にあるとしても、自分にも悪いところが全くなかったとは言えない場合が多いのではないでしょうか? できれば責任は「慰謝料」という形でとってもらい、それ以上は余計なことを言わない方がいいでしょう。

相手の家族の悪口も避ける

離婚に至るまでには、相手の実家の家族に不満を感じることもあると思います。けれど、相手の家族についても、悪く言うべきではありません。もともと他人ですから、わかり合えないことがあるのは当たり前。自分の家族についてとやかく言われたら、誰だって良い気持ちがしないものですから、悪口は控えましょう。

 

正論を押し付けるのはNG

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話し合いの際に感情的になってはいけないと思い、理屈で相手を責めてしまう場合もあります。「離婚するのはあなたに責任があるのだから、私の親に謝るべき」「これまで子どもに対して何もしてくれなかったのだから、養育費は相場よりも多めに払うべき」などと、「◯◯するべき」という言葉を並べて、相手を納得させようとしてしまうのです。

相手の気持ちを考えて話をする

もちろん、言っていることは正しいこともあるかもしれません。けれど、既に信頼関係がなくなっている相手からいくら正論を押し付けられても、素直に応じられないことがほとんど。ストレートに要求を突きつけるのではなく、「◯◯してくれたら助かる」「◯◯してくれたら子どもも喜ぶ」という言い方をした方がいいと思います。

子どもを材料に交渉するのはNG

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妻が子どもを引き取る場合、夫の方は「もう子どもに会わせてもらえないのでは?」という不安を感じているものです。けれど、子どもを盾にとって夫と交渉するのはあまり好ましくはありません。

養育費と子どもの面会は交換条件にすべきではない

離婚後は「養育費を払わなかったら子どもに会わせない」と元夫に言ってしまうシングルマザーも多いと思います。気持ちとしてはもっともですが、養育費の支払いと面会は、本来交換条件にすべきものではありません。特に、子どもが父親に会いたがっている場合には、できるだけ会う機会を作ってあげましょう。まずは面会がスムーズにいくよう配慮することで、養育費を払ってくれる可能性も高くなります。

 

まとめ

離婚するときには、相手を敵と考えて、自分が勝つ方法を探してしまいがち。けれど、闘わなくてもいい離婚もあります。一つの家族ではなくなっても、みんなが円満な関係でつながっていれば、子どもも安心して成長できるはずです。できるかぎり円満離婚を目指しましょう。