シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

離婚をする際の弁護士の選び方

ライター 森本由紀

1児の母。12年の結婚生活を経て40代で離婚しシングルマザーに。現在は行政書士・カウンセラーとして活躍するかたわら、ライターとしても執筆活動を行っています。

Photo yuki morimoto

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離婚の話し合いが進まないときには弁護士に相談

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離婚したいけれど夫婦間で話がまとまらないときには、弁護士への相談を検討してみましょう。弁護士に依頼したからと言って、必ず調停や裁判になるわけではありません。弁護士は当事者の間に入って交渉もしてくれますから、それにより協議離婚が成立することも。また、裁判所に調停や裁判を申し立てることになった場合には、代理人として手続きを進めてもらえます。

 

離婚問題を依頼する弁護士を探すには

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弁護士に依頼するときには、まず初回相談に行ってから、正式に依頼するかどうか決めるのが一般的です。初回相談は無料のこともありますし、費用がかかっても1万円以内でおさまることがほとんど。弁護士を探すには、以下のような方法があります。

友人・知人の紹介

敷居が高いと感じる弁護士も、知り合いの紹介なら安心できると思います。近くに離婚経験のある人がいれば、弁護士に相談したことがあるかもしれませんので、聞いてみましょう。

法テラス・弁護士会を利用

一般の人が弁護士を探せる機関として、法テラス(日本司法支援センター)と弁護士会があります。どちらも各都道府県に窓口が設置されていますから、問い合わせてみましょう。法テラスでは収入が一定額以下などの条件をみたせば無料法律相談が受けられます。ただし、機関によっては直接の弁護士紹介を行っていない場合がありますので、事前に確認してみましょう。

インターネットで探す

インターネットで弁護士事務所を検索して探す方法もあります。ただし、ホームページには基本的に良いことしか書いていませんから、信頼できる弁護士が見つかるとは限りません。複数の弁護士に相談して比較するなどし、慎重に選びましょう。

 

離婚で弁護士を選ぶ際のポイント

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離婚事件の実績があるかどうか

弁護士はさまざまな分野の事件を手がけていますから、必ず離婚事件の実績があるとは限りません。依頼するなら離婚事件を数多く扱っている弁護士が安心です。

費用を明確に提示してくれるか

着手金と報酬に費用が分かれていたり、獲得する利益によって報酬額が変わってきたりと、非常にわかりにくいのが弁護士費用。これだけと思っていても追加でいろいろな費用を請求されることもあります。最初にしっかりとした見積もりを提示してくれる事務所を選びましょう。

人生経験もあった方がいい

離婚というのは人間関係や感情のもつれが絡まってくる非常にデリケートな問題。単なる勝ち負けではないところがあります。独身の若い弁護士よりも、ある程度人生経験がある弁護士の方が、当事者の気持ちに配慮したきめ細かな対応をしてくれることが多いと思います。

弁護士に相談する前に何を準備しておいたらいい?

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相談する内容を整理しておく

相談の際には、必要な資料を持って行くようにしましょう。家や預貯金などの財産がある場合には不動産の登記簿謄本や預貯金明細を、浮気の疑いがあるときには証拠などを持って行くと、話がスムーズに進みます。初回相談は30分5,000円など時間制で料金がかかることが多いですから、時間を無駄にしないように、あらかじめ問題点を整理しておきましょう。

着手金を用意しておく

弁護士に依頼することになれば、最初に着手金を払わなければなりません。着手金は20~30万程度は必要になってきますから、依頼を決めたらすぐに振り込みできるよう準備しておきましょう。

 

まとめ

弁護士は相性もありますから、他の人にとって良い弁護士が自分にとっても良いとは限りません。弁護士費用は安くはありませんから、自分が納得のいく選択をすることが大切です。実際に相談してみて、「この先生なら信頼できる」と思える弁護士を選びましょう。