シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

無職だと保育所に子どもを預けられない?母子家庭の仕事探し事情

ライター 森本由紀

1児の母。12年の結婚生活を経て40代で離婚しシングルマザーに。現在は行政書士・カウンセラーとして活躍するかたわら、ライターとしても執筆活動を行っています。

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まだ仕事が決まってなかったら保育所に入れないってほんと?

シンママが仕事をしようと思ったとき、まだ子どもが小さい場合は保育所に預けなければならないでしょう。そのときに考えたいのが、認可保育所。認可保育所とは、国や自治体が運営費用を負担している保育所で、保育料も収入に応じて決まります。保育料の負担を軽くするためには、認可保育所に預けるのが一番です。けれど、入所には条件があり、無職の場合には、原則として認可保育所に預けることができません。

求職中でも保育所に入れる場合がある

たとえ無職でも、近々仕事に就く予定であれば、認可保育所に入れる場合があります。ただし、この場合、定められた期日までに仕事が決まらなければ、保育所を退所しなければなりません。実際のところ、求職中だと優先順位が低くなるため、空きの少ない地域では保育所に入るのは難しくなっていますが、あきらめる前に役所に問い合わせて確認してみましょう。


就職活動中、子どもの預け先はどうする?

求人探しはインターネットを活用

今はインターネットに求人情報サイトがたくさんありますから、パソコンやスマートフォンがあれば家にいながらでも仕事探しができます。企業によっては、応募もインターネットや郵送で受け付けてもらえることも。面接に進むまでは、無理に子どもを保育園に預けなくても、就職活動は進められると思います。

子連れで行けるマザーズハローワークもある

求人情報を探すために、ハローワークへ行きたいこともあると思います。そんなときには、子育て中の女性向けに設けられている「マザーズハローワーク」を活用しましょう。マザーズハローワークにはキッズコーナーや授乳室、セミナー参加者用の託児スペースなどが設置されており、子どもを連れて行きやすい環境になっています。また、職業相談コーナーで子どもがいても働きやすい仕事を紹介してもらったり、保育所や地域の子育て支援情報を教えてもらうこともできます。また、ハローワークの中に「マザーズコーナー」としてスペースを設けている地域もありますよ。

面接の際には一時保育を活用

書類選考に通過し、面接となると、さすがに子どもを連れて行くわけにはいきません。面接のときには一時保育を利用したり、そのときだけ実家に預かってもらったりすれば、何とか乗り切ることができるでしょう。


保育所にスムーズに入所させるには

仕事よりも先に保育所を探す

今の日本では保育所の数が足りず、仕事をしていてもなかなか保育所には入りにくいのが現状。これから子どもを預けて働きたいなら、仕事よりも先に保育所を探しておくのがおすすめです。保育所の申し込みをしておけば、その時点では空きがなくても待機児童となりますから、仕事が決まるころには保育所に入れる可能性が高くなります。

保育所に入れるかどうかは地域差がある

認可保育所は、原則としてその自治体の住民でなければ子どもを預けられません。他の地域に住んでいても入所できる場合がありますが、優先順位がかなり下がってしまったり、手続きに時間がかかったりするので注意しましょう。離婚をきっかけに引っ越しを考えている人は、近隣の市区町村の情報を集め、できるだけ保育所に入りやすい地域を引っ越し先に選べるとベストです。

もし保育所に入れなかったらどうする?

公費の助成を受けていない認可外保育所なら、保育料は高くなってしまいますが、子どもを預けられる可能性が高いです。もし認可保育所の空きが出る見込みがあるなら、待機中はとりあえず認可外保育所に預けて働きに出るという方法もあります。


まとめ

シンママが仕事探しをする場合、就職活動中は保育所に入れなくても意外と何とかなるもの。ですが、後々のことを考えて、無職で保育所にすぐに入れないとしても申し込みだけは進めておきましょう。シンママは仕事を見つけるだけでも大変ですから、せめて保育所にはスムーズに入れるよう、早めに情報を集めて行動するのがおすすめです。