シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

支援が充実!母子家庭が住みやすい街~大阪府編~

ライター 森本由紀

1児の母。12年の結婚生活を経て40代で離婚しシングルマザーに。現在は行政書士・カウンセラーとして活躍するかたわら、ライターとしても執筆活動を行っています。

Photo yuki morimoto

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母子家庭支援に力を入れる大阪府

子育て世帯数・ひとり親家庭数とも全国トップクラスとなっている大阪府は、子育て・教育支援や母子家庭支援に力を入れています。例えば、大阪府では私立高校の授業料が無償化されており、高校までは授業料の心配がありません。また、母子家庭支援としては、「大阪府ひとり親家庭等就業支援講習会」を開催。簿記、パソコン、介護職員初任者研修などの講座が格安で受講できます。今回は、大阪府の中でも特にシングルマザーが住みやすいと思われる市をピックアップしてご紹介します。


子どもの教育を重視したいなら大阪市

中学生には塾代助成がある

シンママにとって子どもの教育費は悩みのタネ。「子どもを塾に行かせたいけれどお金がなくて……」という人も多いと思います。大阪市では、中学生の親を対象に「大阪市塾代助成事業」を実施していて、所得制限はありますが月額1万円までを助成してもらえます。

高校生向けの給付型奨学金がある

大阪市では、市内に住所を有する市民税非課税世帯の高校生には、「大阪市奨学費」として返済不要の給付型奨学金を支給しています。入学検定料(受験料)、入学料、教科書費、学用品費、通学費など対象品目が幅広く、費用の負担が大きく軽減されます。


門真市は子どもの預け先が充実

子どもを預けて働きやすい

母子家庭で子どもを保育所に預けられるかどうかは深刻な問題。門真市は待機児童数が比較的少なく、保育所に入りやすい状況です。さらに、小学校6年まで学童保育が利用できるのも魅力。子どもを預けて働きやすい環境になっています。

一時保育などに使える無料券がもらえる!

門真市では小学校3年までの子どもがいる家庭に「すくすくかどまっ子応援券」を配布。ファミリーサポートセンターや一時保育、簡易保育施設の利用時、支払いに使えるチケットがセットになっているという、シンママにとってとてもありがたい内容となっています。


ひとり親家庭支援に積極的な高槻市

2年連続で待機児童ゼロを達成

高槻市では、平成26年、27年連続で4月1日時点での保育所待機児童数0人を達成しています。待機児童数が増えてくる年度の後半には、臨時保育室を設置し対応。保育所の拡充に力を入れています。

「高槻市ひとり親家庭等自立促進計画」を策定

高槻市では、母子家庭等の自立促進計画を定め、ひとり親支援に積極的に取り組む意向を示しています。母子家庭の保育所優先入所や学童保育室の優先利用の推進、養育費確保のための支援の推進などが掲げられており、今後シンママにとって生活しやすい環境が整ってくるものと思われます。


まとめ

シンママになったら、できるだけ支援の充実した市に住みたいと思うはず。大阪府内のひとり親家庭支援は、市町村によってはそれほど大きな違いはありません。実際に住む場所を決めるときには、家賃の相場や通勤のしやすさなど、考慮しなければならないことがたくさんあります。上記も参考にしながら、自分にとって住みよい街を見つけてください。


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