シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

子どもが不登校になってしまった時、シンママにできること

ライター 辻寿子

フリーライター歴22年、シンママ歴6年。一卵性双生児の息子は、長男が脳性マヒで車椅子。日本化粧品検定1級、サプリメントアドバイザー取得。結婚歴3回、死別→離婚→離婚の経験あり。

Photo hisako tuji

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子どもが学校に行けない、家に引きこもってしまう……。そんな時は、どんな親でもとまどうもの。かわいいわが子がどうして学校に行けないのか、心配で仕方なくなります。一方、学校や世間からは、まるでシングルマザーであることが原因のように思われることも。そんな時は、今回ご紹介することをぜひ思い出してみてください。


不登校の原因は、家庭ではなく学校にある可能性が

まず、これだけは覚えていてほしいのが、不登校や引きこもりの原因は学校、つまり家の外にあることがほとんどです。決して母子家庭だから不登校になりやすいというわけではありません! 学校側から家庭に問題があるように思われる場合もありますが、気にしなくて大丈夫。そんなことを言う担任や学校長、スクールカウンセラーがいたら、不勉強で無知なのだと思いましょう。

不登校になってしまう原因は?

不登校、引きこもりの原因は、ほとんどが学校での「人間関係」や「トラブル」。これをきっかけに、学校に行きたくなくなり、勉強もついていけなくなり、場合によってはイジメなどの標的にされてしまうケースも。繰り返しお伝えしますが、原因は「母子家庭だから」ではありません。ですから、一方的に自分を責めたり罪悪感を抱いたりせず、子どもの周囲でなにがあったのかを冷静に見極めるようにしてください。

子どもにはどう接すればいいの?

思春期も近くなると、子どもは親に心配をかけたくないからと、学校で嫌なことがあっても話さなくなります。母子家庭であればなおさら、一人でがんばっている母親に心配をかけたくないと、黙ってしまうこともあるでしょう。どこか様子がおかしいと思ったら、いきなり叱ったり、無理やり聞き出そうとしたりしないで、何をどう感じているのか、何があったのかを根気よくじっくり聞いてみてください。


シンママだからこそ、不登校を解決できる!?

実は、面白い話があります。ひとり親の家庭で育った子どもの方が、成人後に成功して幸福になっている確率が高いそうです。なぜかというと、母子家庭で育った子は、感性が豊かで知力も高く、寛容な心を持っているんだとか。それは、シングルマザーが無意識のうちに、母親でありながら父親役もこなしており、仕事・家事・育児を一人で切り抜けていることが背景にあるようです。

シンママであることに自信と誇りを持って!

シンママ家庭の子どもは、一人で何役もこなす母親を見て育つうちに、感性や知恵、思いやりを学んでいくようです。がんばっていることを自覚していないシンママでも、その姿を見せることで、ちゃんと子どもの教育をしていることになるのです。さらに、シンママは父親がいない分、一人でさまざまな問題を解決する能力も高いもの。だからこそ、子どもの不登校や引きこもりにも、きちんと対応できるのです。学校や世間から「母子家庭だから……」などとささやかれても、子どもと一緒に堂々としていましょう。