シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

幸せなだけじゃない?離婚がシンママにもたらす現実

ライター 森本由紀

1児の母。12年の結婚生活を経て40代で離婚しシングルマザーに。現在は行政書士・カウンセラーとして活躍するかたわら、ライターとしても執筆活動を行っています。

Photo yuki morimoto

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離婚したら幸せになれると思っていたけれど……


離婚に至ったのは、結婚生活がつらかったということ。離婚するまでにいろいろと悩んだと思いますが、「離婚した方がうまくいくはず」と考えたからこそ、決断した人が多いのではないでしょうか? でも、実際に離婚してみると、思ったようにいかないことも出てきます。今回は、離婚してシンママになったときに直面する「現実」について、いくつかピックアップしてご紹介します。


離婚後に起こりがちな、予想外の「現実」

思った以上に生活に余裕がない

離婚すれば、それまでよりも生活に余裕がなくなる人が多いと思います。すぐに正社員の仕事が見つからず、パートやアルバイトでつながなければならない……、なんてことも。また、なんとか生活していくことはできても、以前のようにお出かけや外食ができず、つらいと感じることもあるでしょう。習い事をあきらめさせるなど、子どもに我慢させなければならないことも出てくるかもしれません。覚悟はしていても、経済的に余裕がないと、気持ちが暗くなってしまいがちです。

子どもが寂しそうにしている

離婚するときには納得してくれた子どもも、寂しい気持ちを我慢していることがあります。「またパパと一緒に住みたい!」と言い出すこともあるかもしれません。引っ越しで転校した場合には、新しい学校になじめず戸惑っていることも……。子どもがつらそうにしている姿を見ると、「何で離婚なんてしたんだろう……」と後悔してしまうかもしれません。

交友関係が少なくなった

離婚により、交友関係が少なくなることがあります。「離婚したことを知られたくない」「プライベートなことを聞かれたくない」などの理由で、ママ友ともあまり付き合わなくなる人も。元夫と共通の友人がいれば、離婚後は連絡も取りづらくなってしまうでしょう。離婚したら、友人と呼べる人が少なくなり、孤独を感じてしまうこともあるのです。

実家とうまくいかなくなった

離婚するときには、生活費や子どもの面倒などを助けてもらえることを期待して、実家を頼りにする人も多いと思います。ですが、予想外にうまくいかないことも。いくら実の親と言っても、大人になって一緒に住むとなると衝突することもしばしば。実家に独身の兄弟や姉妹がいれば、「何で戻って来たの?」と言われ、肩身が狭くなってしまうことも考えられます。実家に自分の居場所がないのに、経済的な余裕がなくて実家を出るに出られない……、というケースもありがちです。