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戸籍謄本から離婚暦(除籍の記載・バツ印)を消す方法

ライター オイカワユキコ

小学生の娘と暮らすシングルマザー。「幸せになるために離婚した」をモットーに、個人事業主としてライター・役者・イベントコンサル・シュガーアーティスト・国際交流のNPO など多方面で活動中。

Photo yukiko oikawa

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現代では離婚は珍しい事ではありませんが「どこの誰にいつ嫁いだ、いつ離婚した」などの詳細な離婚歴は出来るだけ消して新しい気持ちでスタートしたいと思う女性もいらっしゃると思います。そんな女性の為に戸籍謄本から離婚暦を消す方法をご紹介したいと思います。


そもそも「離婚暦を消す」ってどういう意味?

離婚経験者を「バツイチ」と表現するのはご存じかといますが、これはパソコンが無かった時代、離婚すると戸籍謄本の名前の上に「×(バツ印)」が書かれる事から生まれた言葉です。電子化の現代では実際に「×(バツ印)」がつくことは無いのですが、代わりに「除籍」と記載されます。

実は「除籍」の記載は離婚時だけではありません。まず、結婚して親の戸籍から抜ける時にあなたの名前に「除籍」と記載されます。「どこの誰にいつ嫁いだ」等の情報も記載されます。
離婚して親の戸籍に戻った時(「復籍」と言います)、結婚時の「除籍」は消えず、末尾にもう一度あなたの名前が追加されます。その為「いつ誰と結婚して、いつ離婚した」が一目瞭然になってしまいます。これらの除籍情報をなるべく消す事を「離婚暦を消す」と言います。

離婚後の姓パターンは沢山ありますが、今回は初級編として、下記を前提として2パターンの手順を紹介します。

  • 婚姻時夫が戸籍筆頭者だった
  • 離婚して親の戸籍に戻っている
  • 旧姓「タナカユキコ」、婚姻時「オイカワユキコ」


パターン1 「転籍」して離婚暦を消す

戸籍に載っている本籍を別の住所に移すことを「転籍」と言います。離婚歴を消すのに一番簡単と言われているの方法がこの「転籍」です。

離婚後、旧姓「タナカ」の戸籍謄本(※1,「戸籍全部事項証明書」と呼ぶ市区町村もありますが同じ物 )を取り寄せる

父親が戸籍筆頭者で娘「ユキコ」の離婚歴が載った戸籍謄本となっています

この戸籍の本籍が「東京都新宿区」だった場合、本籍地を一旦別の市区町村、例えば「東京都港区」に移す(=転籍する)

これで完了です。港区にできた戸籍謄本には「タナカユキコ」の生年月日や親子関係は引き継がれますが、除籍の記載は無くなります!

申請に必要なもの

  • 転籍届書
  • ※1の戸籍謄本(「全部事項証明書」と呼ぶ市区町村もありますが同じものです)
  • 印鑑(朱肉を使うタイプのもの)

【転籍届】

ポイント

本籍は住んでいるいないに関わらず、日本に存在する住所なら(皇居でも劇場でも動物園でも!)どこでも好きなところを選べますが、転籍先に「違う市区町村」を選ぶ事がポイントです。県は同じでも構いませんが、同じ市区町村だと転籍しても離婚歴は消えませんのでご注意下さい。

「転籍」は戸籍に載っている全員の本籍が移動しますので、家族に了承してもらう必要があります。

その後、時間をおいて再び「転籍」して元の本籍に戻すことは可能です。元の本籍に戻っても離婚歴が再び表示される事はありません。