シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

給付型奨学金に注目!もらえるお金を徹底解説|お金のプロが教える貯金・節約術5

ライター 加藤葉子

女性とシングルマザーのお金の専門家として、全国の女性よりお金の相談を受けているファイナンシャルプランナー。行政主催のマネー講座や女性ファイナンシャルプランナーの養成などでも活動中。シングルマザーで一児の母。

Photo yoko kato

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今まで貯金を増やす方法

  1. 支出を減らす
  2. 収入を増やす
  3. 利率のいいところにシフトする

の3つをお伝えしました。

今回は4つ目の「もらう」の中でもシングルマザー必見の「給付型奨学金」についてご紹介させていただきますね。
「給付型奨学金」を活用して大学を安心して通わすことができたとおっしゃるシングルマザーもいますよ

★ 前回の記事を読み逃してしまった方はこちらをチェック
利率のいいところにシフト!効率よく貯金を増やす方法|お金のプロが教える貯金・節約術4


奨学金どのくらい活用している?

「奨学金」を借りている人の割合は半分以上(日本学生支援機構「平成26年度学生生活調査」)で2人に1人以上の学生が奨学金を利用していることになります。30年ほど前と比べるとその割合は2倍以上!奨学金を借りている家庭が増えていることがわかります。しかし、「奨学金」を返せない若者が増えていることも最近ニュースで取り上げられていますね。

  • 何百万も借りる奨学金に抵抗がある・・・
  • 子どもに負担をかけたくない
  • でも、私の給与だけでは大学費用をすべて出せるか不安・・・
  • だからといって子どもに「お金がないから進学をあきらめて」とはいいたくない

子どもの成長はうれしいものの、学費の大きさと家計の狭間で悩んでいるシングルマザーの声もよく聞きます。また、逆に「奨学金があるから学費は大丈夫」と「奨学金」をアテにしている方もいます。

では、シングルマザーはいったいどうしたらいいのでしょう?


奨学金の種類

「奨学金」にはどのような種類があるのでしょう。国の奨学金制度である「日本学生支援機構」はよく聞かれると思います。利子のつかない「第一種」と卒業後に利子をつけて返さなくてはならない「第二種」が代表的なものとなっています。

日本学生支援機構の「第一種」は無利子ですが、「申込時までの評定平均が3.5以上」という条件があります。逆に「第二種」は有利子ですが実質的に誰でも借りることができます。どのくらい借りることができるか?は「第一種」で月3万円~月6.4万円、「第二種」で月3万円~月12万円となります。例えば、「第一種」で月5.4万円を4年間借りると259.2万円の借入額になり、大学卒業後返済していくことになります。
しかし、日本学生支援機構の奨学金は「貸与型」です。「貸与型」とは別に「給付型」と言って「返さなくていい」奨学金もあるので後程ご紹介させていただきますね


奨学金の注意点

シングルマザーにとって、「奨学金」の制度はありがたい制度。しかし、「日本学生支援機構」の奨学金だけに頼ると「大学合格後の入金が間に合わない!」ことになります。

スケジュールを見るとわかるように、最近の入試は早い時期にも行われます。大学合格後に「納入金」が必要ですが、日本学生支援機構の奨学金の入金は大学入学後なので注意しましょう。