シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

【シンママ支援・手当事情】役に立ったと思った支援制度はこれ!

ライター 天守閣ノボル

紙媒体からWEB媒体に活動の場を移し10年目のアナログライター。小学生と保育園児、2人の子をシングル育成中。兄妹仲悪し。

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家計をひとりで支えるシンママにとって、各種の支援制度はありがたいもの。でも、いろいろな種類があるので、全ての制度を理解してうまく活用するのはちょっと大変ですよね。そこで、今回はシンママの皆さんが利用している支援制度をリサーチ。「使って良かった!」と思うものを聞いてみました。使っていない制度、申し込みをためらっていた制度がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。


Q1. 今まで受けてきた支援制度のなかで、受けて良かったと思ったものはありますか

  1. 医療費助成制度 72.2%
  2. 児童扶養手当(母子手当て) 70.9%
  3. 児童手当・児童育成手当などの子育て支援 65.2%
  4. 子どもの就学援助 44.3%
  5. 寡婦控除 32.3%
  6. 下水道使用料など、生活費の割引・免除 12.0%
  7. 公共交通機関の割引 7.0%
  8. 生活保護 6.3%
  9. 自立支援教育訓練給付金や高等職業訓練促進給付金などの就職支援 6.3%
  10. 受けていない 5.1%
  11. 住宅手当 4.4%
  12. 特にない 3.2%
  13. その他 0.0%

(ママモワ「シングルマザーに関する調査」より作成、N=158)

上位は母子家庭支援の基本制度

最も多くの方が「良かった」と答えたのは、「医療助成制度」(72.2%)。続く「児童扶養手当(母子手当て)」(70.9%)は、母子家庭支援の王道ともいえる制度です。いずれも所得制限(収入限度額)が設定されていますが、比較的利用しやすい制度だといえます。ちなみに、「児童手当・児童育成手当などの子育て支援」(65.2%)も多くの回答を集めましたが、児童手当は母子家庭以外も対象で、児童育成手当は東京都独自の制度です。

子どもの就学援助はためらいが……?

続く「子どもの就学援助」(44.3%)は、給食費や修学旅行の代金、学用品の購入費用、PTA会費などなど、就学中にかかる諸々のお金を自治体がサポートしてくれる制度。学校生活で必要になるさまざまな出費はシンママの悩みの種。就学援助はとてもありがたい制度ですが、「良かった」と回答したのは半分以下です。学校に行って申請しなくてはならないため、もしかしたら先生や周りの子の目を気にして申請をためらっているシンママもいるのかもしれません。

実はばらつきがある母子家庭の支援制度

「下水道使用料など、生活費の割引・免除」(12.0%)、「公共交通機関の割引」(7.0%)、「住宅手当」(4.4%)などの制度は、シンママにとってとても助かる制度のはずですが、回答者は少なめ。こうした支援制度は自治体の管轄で、利用対象者の設定はそれぞれ異なります。制度そのものがない自治体もありますので、利用しているシンママが少ないのかもしれませんね。