シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

これだけ揃えておけば安心!支援申請に必要な書類

ライター オイカワユキコ

小学生の娘と暮らすシングルマザー。「幸せになるために離婚した」をモットーに、個人事業主としてライター・役者・イベントコンサル・シュガーアーティスト・国際交流のNPO など多方面で活動中。

Photo yukiko oikawa

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現在、シンママが受けられる支援は数多く用意されています。しかし、申請や更新には色々な証明書が必要で、不足すれば再提出。
わざわざ仕事を休んで役所に行ったのに、窓口で「これが足りない、あれが足りない」と言われ役所を往復した苦い経験が筆者にもあります。事前に電話で問い合わせたにも関わらず、窓口では追加で提出を依頼される事もあります。特に印鑑は説明書に明記されていなかったり、書類によって押したり押さなかったり訂正印などで突然必要になる事もあります。

申請用ファイルを作ろう!

そこで筆者は役所の申請に関する書類等をファイル一冊と母子手帳ケースに全てまとめています。役所に行くときはそのファイルと母子手帳ケースを持って行けばどんな申請も滞りなく出来るという訳です。お子さんが小さい時は母子手帳ケースに必要な物をまとめて持ち歩きましたよね?あれと同じです。

今回は、筆者が常備している物をご紹介しましょう。

ファイルに入れている書類

  • 最新の戸籍謄本(子が元夫の戸籍に入っている方はそちらも含めて2通)
  • 最新の住民票(コピーも取っておきましょう)
  • 電気・ガス・水道の領収書
  • 前年の所得証明(課税・非課税証明書。筆者は確定申告なのでそのコピーを常備)
  • 年金手帳
  • 賃貸契約書
  • 家賃の支払いのわかるもの(通帳)

認定書も一緒にファイル

届いた認定書は全てファイルしましょう。更に書いた申請書自体のコピーと申請の際にもらう説明書も合わせてファイルしておくと、申請した証明にもなりますし、翌年の申請の際にも資料として便利です。特に児童扶養手当証書は他の様々な申請の際に利用しますので必ず常備しましょう。

  • 児童扶養手当証書(届くまでは「認定通知書」)
  • 児童育成手当認定通知書
  • 就学費用援助決定通知書

元夫の情報もファイル

ほとんどシンママが離婚後早い段階で支援の申請を考えると思います。しかし、諸々の支援は前年度の所得状況を基準としますので、前年度はまだ既婚で夫が扶養していたなどのややこしい状況が発生します。必ずしも必要とはいえませんが、下記の情報を持っていると便利です。

  • 元夫の新戸籍
  • 元夫の新住民票
  • 離婚の直前の元夫の課税証明書(コピー)

母子手帳ケースに入れる書類

ファイルにまとめても構いませんが、小さいものは母子手帳ケースが便利です。

  • 保険証(母・子)
  • マイナンバー通知カード(母・子)
  • 医療助成の医療証(母・子)
  • 印鑑(主に母のもの。突然必要になる事が多いので常備しましょう)
  • 振込先口座の通帳
  • 母子手帳(保険証は写真がついていないので、子の身分証明に保険証+母子手帳が必要な場合があります)
  • 免許証(財布に入れてます)

申請科目ごとに必要な書類

筆者の利用した窓口では「本来それぞれ戸籍謄本が必要だが、一度に申し込んだから一通で受理」と良心的に対応いただいたこともありましたが、戸籍謄本や住民票などは発行ごとにお金もかかります。

また、シンママは忙しいので申請はスムーズに済ませたいですよね。そのためには、何にどうやって申し込むのかを把握する事が必要です。次は、申請ごとに必要な書類をご紹介します。

児童扶養手当・ひとり親医療証申請書・児童育成手当

東京都港区ではこの3点はまとめて申請が出来ます。今後の色々な申請の元となるので、申請時の提出の点数も多いです。
ただ、自治体によって少し違うので下記を参考に事前に電話問い合わせもしてくださいね。

受給条件

  • ひとり親であること
  • 子が18歳以下であること(年度切計算)
  • 昨年度の所得基準によって決まる(元夫からの養育費や同居親の所得も加味される)
  • ひとり親医療証は加入保険の種類にもよる

申請に必要な書類

  • マイナンバー(今年からナンバーの記入やコピー提出が増えてます)
  • 戸籍謄本(ママと子が載っているもの。またはママの戸籍と子どもの戸籍それぞれ)
  • 世帯全員の住民票
  • 課税・非課税証明書
  • 健康保険証 親と子の分(コピー)
  • 振込先の通帳(コピーも取っておきましょう)
  • 申請書(役所にあります)

「その他事実を明らかにする書類(未婚の母子・養育申立書)」や「身体障害者手帳、愛の手帳、診断書等(コピ―)」を求められる場合もあります。

なお、筆者の場合は、離婚の際に夫が引っ越ししたことと同じマンションの別の部屋に両親が住んでいたので、下記の書類も求められました。

  • 民生委員書・調査書(必要な場合民生委員が自宅を見にきて書類を作成します。)
  • 賃貸契約書のコピー
  • 家賃の払いのわかるもの(通帳記録)
  • 光熱費の領収書
  • 元夫の新住民票
  • 年金手帳

児童手当

ひとり親家庭に限って支給される助成金ではなく、支給対象となる子どものいる全家庭を対象とした支援制度ですが、手当の振込先が元夫になっている場合は、変更手続きが必要になります。

受給条件

  • 子が15歳以下であること(年度切計算)
  • 昨年度の所得基準によって決まる(元夫からの養育費や同居親の所得も加味される)

申請に必要な書類

  • マイナンバー
  • 課税・非課税証明書
  • 健康保険証 親と子の分(コピー)
  • 振込先の通帳(コピーも取っておきましょう)
  • 申請書(役所にあります)
  • 印鑑

就学費用援助 受給申請

児童扶養手当や生活保護を受けている家庭が、公立小学校、中学校に通うお子さんの給食費、教材費など一部還付を受けられる制度制度です。

受給条件

  • 子どもが国公立の小中学校に通っている
  • 児童扶養手当を受けている
  • 昨年度の所得基準によって決まる(元夫からの養育費や同居親の所得も加味される)

申請に必要な書類

  • 振込先の通帳(コピー添付)
  • 申請書(郵送で届く、または教育委員会に問合せ)
  • 児童扶養手当の番号
  • マイナンバー(コピー添付)
  • 印鑑

水道料金・下水道料金免除申請

役所で申請する場合の必要書類は下記です。

受給条件

児童扶養手当を受けている

申請に必要な書類

  • 児童扶養手当の受給証明書
  • 水道料金の領収書(申込書に番号等記入する必要があります)
  • 申請書(役所にあります)
  • 印鑑

その後、下記2点を水道局に郵送します

  • 児童扶養手当の受給証明書(コピー)
  • 申請書(役所で記入して受領確認印を貰った申請書を同封)

廃棄物処理手数料の減額・免除手続き

役所で申請する場合の必要書類は下記です。

受給条件

児童扶養手当を受けている

申請に必要な物

  • 児童扶養手当の受給証明書
  • 申請書(役所にあります)
  • 印鑑

都営交通無料乗車券他

都営バス、都営地下鉄などに無料で乗れるカードが貰える支援制度です。1家庭1枚、ママの名前またはお子さんの名前でももらえるので中高生の通学等でも使えます。

受給条件

児童扶養手当を受けている

申請に必要な書類

  • 児童扶養手当の受給証明書
  • 申請書(役所にあります)

ひとり親家庭休養ホーム利用申請

対象となるレジャー施設や宿泊施設の割引券が貰える支援です。

受給条件

児童扶養手当を受けている

申請に必要な書類

  • 児童扶養手当の受給証明書
  • 申請書(役所にあります)
  • 印鑑

現況届

児童手当と児童育成手当は一度受給決定されれば翌年からは現況届で更新となります。

受給条件

  • 前年度受給を受けていた
  • 今年も受給対象である

申請に必要な書類

  • 申請書(6月に郵送されてきます)
  • 印鑑

※「加入年金証明書」や「保険証(コピー添付)」を求められる場合もあります。

まとめ

いかがでしょうか?たびたびコピーを添付する物もあれば、見せるだけで済む物もあります。確かに毎回このファイルと母子手帳ケースを持って役所に行くのは重いです。ですが、筆者は二度手間よりも重い方を選びました。
先日、とある相談で役所に行ったのですが「あ、そういえば夏休みが近いし、ひとり親休養ホームの遊園地のチケット貰っていこう」と思い立ちました。係の人に「今日、児童扶養手当の受給証明書原本をお持ちですか?」と聞かれ、「はい、このファイルに!」と即答、急に思いついた2つ目の用事も済んでお得な気分になりました。