シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

シングルマザーになる前に考えておきたい家のこと

ライター 潟沼恵

シングルマザーのためのシェアハウスcodona HAUSを運営。大家、ハウスメーカー営業マンの顔も持つ2人の大学生の母。住まいのプロとして、賃貸、購入、リフォーム、シェアハウス、不動産投資などの動向をシングルマザー目線でお伝えします。

Photo katanuma megumi

House main

生活支援サービス付きシングルマザーのシェアハウス「codona HAUS浜田山」の運営者、潟沼恵です。
私自身もシングルマザー。皆さんより少しだけ先輩ながら、子育て中という同じ立場ですので、これまでのシングルマザーライフや子育て及びハウスでの経験から、皆さんのお役に立てそうなお話をしていきたいと思います。

初回はシングルマザーの住まいの話です。
シングルマザーとして生きていくことを決めたら、それまで住んでいた家を出ることになります。ではどこへ?

実家へ戻ることを選ぶ方も多いと思います。ご両親=子育ての先輩そして良きサポーターになってくれるでしょうし、経済的な支援も受けられるかもしれません。お子さんにも、愛情を持った大勢の大人に囲まれて育つことはこの上ないことですし、安心できる住みかだと思います。

でも、人によって実家は、距離的に離れていたり心情的に遠い場合があります。

賃貸物件

次の選択肢は賃貸物件を借りて住むことです。多く見られるケースですが、相当の準備も必要であり金銭的にも大きな負担となります。
物件を決めるときには、身元や収入の信用調査などもありますし、賃貸の新規契約費用は、敷金礼金仲介手数料に前家賃も加えると、大体家賃の5ヶ月分くらいは掛かります。
保証人も必要ですが、見つからない場合は最近は家賃保証会社がありますので、保証料を払って保証してもらうことができます。
ただ、緊急連絡先くらいは仲良しのお友達やご親戚に頼みましょう。

契約の費用に加えて、ベッドやテーブルなどの家具、冷蔵庫や洗濯機などの家電等世帯道具を一通り揃えなくてはいけません。一世帯分になるとそれなりの量になるので、準備期間も必要です。

仕事・子育て・引越し作業 ― 全てを同時進行で行うと、本当に大変です。家族やお友達など手伝ってもらえる人がいると助かります。

同じ時期に生活を始められるシェアメイトがいればルームシェアができるので、負担も半減できます。
お互いとてもラッキーですが、どちらか一方がその生活をやめたいと思った時は少し大変になってしまいます。ただ、前もってお互いに話し合っておくとトラブルは避けられるでしょう。

DVが原因の場合

DVが原因で家を出る方もいると思います。万が一に備えて情報セキュリティや警備システムに守られた場所でないといけないので、まず行政機関と警察署に相談し、DV認定が受けられたら次のステップに進みます。個人情報は完全に保護されるので安心ですが、知人に居場所を告げられないなど多少不自由な部分もあります。

DV被害が後を絶たないことから、2016年1月に施行された「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」(いわゆる改正DV防止法)により、今までより厳重に守られることになっています。このような保護が必要な方もきっといらっしゃると思います。お問い合わせは市区の窓口になります。