シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

シングルマザーの就職・転職活動 ~ 職業別働きやすさ ~

ライター 山木三千代

キャリアカウンセラーとして年間1,000人以上のシングルマザーの就職をお手伝いしています。私自身も4人の子育てと仕事を両立させながら収入をあげるため、多くの転職を経験。そのノウハウをお伝えします。

Photo mitiyo yamaki

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シングルマザーの方はどのような仕事をされているのですか?

シングルマザーからも、シングルマザーを支援したいと考えてくださっている企業の方からもよく受ける質問です。
人によって環境は違うので「シングルマザーだからこの仕事」と決まっているわけではありません。ただ、「融通の効く職場がいい」というのが仕事探しの優先条件になることは共通しています。子どもの病気の時などに休みが取りやすく、学校や保育園の行事にも理解が深いと働きやすいと感じるようです。

同じ職種でも会社によって状況は変わりますが、介護職と事務職を例に自分に合った働き方ができるか考えてみましょう。

介護職

介護業界では意外と多くのシングルマザーが働いています。
介護の仕事は多岐に渡り業務内容も大きく異なるので、働く場所で3つに分けてみていきましょう。

  1. 老人介護施設で働く
  2. 通所介護で働く
  3. 訪問介護で働く

老人介護施設

老人介護施設には色々な形態がありますが、介護を必要としている方が入居しているので24時間365日稼働しています。このため、土日やお正月など特に決まった休みはなく夜勤もあります。

子どもがいると勤務するのは難しいのでは? と感じると思います。未就学児のお子さんのいる方は確かに少なく、お子さんが小学生くらいになっている、両親と同居している、親戚や両親が近隣に住んでいる方が多いようです。

ただ、夜勤や土日出勤は平日に休みがとれるメリットに変わります。夜勤明けの日と翌日が休日になるシフトが多いので、「休日をしっかりと取ることもでき、子どもの学校などの行事に参加しやすい」という声もよく聞きます。家族環境が揃うと、働きやすい職場になります。

通所介護

施設に通いリハビリや入浴、レクレーションなどのサービスを受けるのが通所介護(デイサービス)です。
一般的な通所介護(デイサービス)は日勤のみなので、会社勤務と同じような時間帯で働くことになります。日曜休みも多いのでお子さんが小さくても働きやすいでしょう。
ただ、限られた人数で稼働している事業所もあり、急な欠勤や保育園の呼出しに応じてもらえない場合もあります。面接や見学時にきちんとチェックしましょう。

訪問介護

介護を必要とされている方の家を訪問し身体介護や生活援助サービスを提供します。
働ける時間に制限がある、少ない拘束時間を希望する、というような場合も状況に合わせた柔軟な働き方が可能です。
注意点としては、訪問先の滞在時間のみ時給の対象になる場合があります。移動時間や拘束時間も時給に入るか、面接で忘れずに確認してくださいね。