シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

シングルマザーの気になる子どもの教育費1 保育園ママが知っておきたいリアルな話

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3. リアル保育園ママの声

[FPコメント]
昔は、教育費といえば「学資保険」でしたが、今は学資保険という名前以外にも教育費の積立に適している商品があります。
ただ、「正直わかりにくい」「本当にこれでいいの?」というのがシングルマザーのリアルな声。せっかく入るなら自分自身で納得できる保険に加入したいですね。

保育料や手当など保育園ママの声にもひとつずつお答えします。

4. 今加入している保険証券をチェック

子どもの教育費のために今加入している保険をまずはチェックしてみましょう。ポイントは

  • 契約者
  • 満期の時期と金額
  • 解約返戻金の金額

です。契約者はママになっていますか? 元夫のままでは、保険が満期になった時に元夫に連絡がいきます。必ず自分になっているか確認しましょう。

そして、満期の時期と金額(あるいは解約返戻金額)を確認しましょう。加入している学資保険(低解約返戻金型終身保険)だけで、先ほどの教育費(主に大学費用)と貯金で用意できれば、安心です。足りなければ、足りない分を今から貯金していきましょう。

また、これから加入を考えている場合は

  • 学資保険
  • 低解約返戻金型終身保険
  • ドル建て終身保険
  • 変額保険

などが子どもの教育資金の積立に適している保険商品です。

保険は途中で解約するとソンをすることがあるデメリットもありますが、逆にソンをしないように解約しない=貯金が増えるというメリットもあります。さらには、万が一(死亡など)の時の保障もあるので、シングルマザーには人気です。

保険の支払い方法は、月々以外に、年払いもあります。年払いの方が保険料が安くなるので、各手当を生活費と別口座に貯金をして、保険で年払いすると効率的ですね。

5. 保育園費用は要チェック!

保育園料は、住民税の一部で決まります。住民税の支払いが少ない世帯ほど保育料が安くなる仕組みは全国共通ですが、実際の保育料の金額は、自治体によって違います。

筆者の場合、最初保育園に入れず、無認可保育園に預け、その後二つの保育園を経験しましたが、一つ目の認可保育園は「制服」「体操服」「スモック」が必要でした。しかも、夏と冬それぞれ2パターン必要。一気に購入する訳ではありませんが、3万円はかかりました。
また、二つ目の認可保育園は、制服などはありませんでしたが、保護者会費などで年間1万円程度はかかりました。保育園のWEBサイトなどには記載されていないことが多いので、転園する際は電話で確認しましょう。

保育料の算定基準である「市町村民税の所得割額」は毎年6月ごろ配布される「住民税額決定通知書」に記載されています。

6. 児童手当と児童扶養手当の活用方法

児童手当は、6月(2~5月分)・10月(6~9月分)・2月(10~1月分)、児童扶養手当は、4月(12~3月分)・8月(4~7月分)・12月(8~11月分)に支給されるので、シングルマザーの場合、奇数月と偶数月で収入が変わってきます。

生活にかかるお金や保育園料は毎月かかるものなので、手当がある月を目安にすると家計がまわらなくなります。例えば、月々かかるものは給与(養育費)、一時出費は手当を活用するのも一つの家計管理方法です。

7. 保育園ママが知っておきたい手当

「児童手当」は既にご存知の通り、0歳から中学卒業までもらえるお金です。
実際に受給中の方であれば、児童手当がいくらもらえるかは、把握しておられるでしょう。

児童手当の支給額(月額)

  • 0歳~3歳未満:15,000円
  • 3歳以上~小学校6年生までの第1子、第2子:10,000円
  • 3歳以上~小学校6年生までの第3子以降:15,000円
  • 中学生:10,000円

※所得制限限度額内の一人当たりの金額です。
※第1子、第2子、第3子等の数え方は、18歳到達後の最初の3月31日までの間にある児童の出生順です。

この児童手当を子どもが産まれた時から中学校まで貯めておくと、約200万円になります。年3回にわけてまとまった金額が振り込まれるので、いつの間にか使ってしまうことのないよう、別口座にしておきましょう。

まとめ

子どもが小さいうちは、教育費はあまりかからない時期です。だからこそ、具体的なイメージがわからず「不安」のあまり、ついムリをしてしまうことも。

教育費の平均を参考に「私は教育費を○○○万貯める」とまず決めて行きましょう。そして、その方法として、保険の活用・手当の活用を参考に、計画的に貯めていきましょうね。1日でも早い実践が、ラクに教育費を貯める秘訣です。

次回は「シングルマザーの気になる子どもの教育費2 小学生が教育費の貯め時!」をご紹介します。


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― 気になる子どもの教育費 ―
1回目 保育園編: 保育園ママが知っておきたいリアルな話
2回目 小学生編: 小学生が教育費の貯め時!
3回目 中学生編: 中学生から利用できる支援制度と家計見直しにも注目!
4回目 高校生編: 高校生は大学受験費用と奨学金に注意!
5回目 大学生編: 大学費用は給付型奨学金も活用!