シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

母子家庭、もしかして子どもに不自由させているの?心配事と解決策とは

ライター 辻寿子

フリーライター歴22年。シングルで双子男子を育て中!双子の兄は脳性マヒで車椅子。結婚歴3回、死別→離婚→離婚の経験あり。

Photo hisako tuji

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一人で子どもを育てようと決意して離婚したものの、やっぱり父親不在は子どもに与える影響が不安……。不自由をさせていないか、寂しい思いをさせていないか、心配になりますよね。
今回は、シーン別にパパがいないことをどう乗り越えていったらいいか、お話ししたいと思います。

父親不在に対するママの心配

母親としては、「父親がいないことで、子どもに嫌な思いをさせていないか」が一番気になるところでしょう。
離婚する人が多くなったとはいえ、世間体も気になります。そんな時は、どうしたらよいのでしょうか?

周りの目が気になる

都会では珍しくもないシングルマザーですが、実家に戻って近所の人の目が気になったり、色々と悩みはあるものです。
特に子どもがいたずらやケンカをすると、「あそこは母子家庭だから」と後ろ指をさされるのではないか、疑心暗鬼になることも。
周りの目を気にしすぎて、子どもに必要以上に厳しくしたり、同等の習い事や持ち物を持たせようと無理したりするのは、自分にとっても子どもにとってもよくありません。
離婚したこともシングルマザーであることも事実であり、何も悪いことはしていないのですから、堂々としていましょう。

友だちにいじめられてないか?

「ひとり親だから」という理由で、子どもがいじめに合うことはありません。
母親しかいなくても、子どもがたっぷりと愛情を受けて育ち、卑屈になったり引け目を感じたりせずに育っていれば、いじめの対象になることはないと思います。
ただし、残念なことに「あの家は母子家庭」と自分の子どもに吹き込む母親は今でもいるようです。そういう場合も、気にせずスルーする方法を子どもに教えてあげましょう。

学校で不当な扱いを受けてないか?

一昔前は、母子家庭だと先生からの扱いにも偏見があったようですが、今は教師への教育も徹底されていて、あからさまに差別することはありません。
逆にこちらが気にしていると、なんでもない一言に過剰に反応してしまってトラブルに発展することもあります。基本的には同等の扱いをされていると思って接しましょう。
学校側にのみ改善を求めるのではなく、与えられた環境をどうプラスに転換していくかを考えた方が得策です。

パパがいなくて寂しい?

母子家庭では子どもが留守番をする時間が確かに多いので、「寂しい思いをさせているのではないか」と心配になると思います。
しかし、日本の全夫婦のうち共稼ぎが約半数を占める現在では、両親が揃っていようと子どもとの時間が十分であるとは限らないのです。
離婚前のパパとの関係性にもよりますが、あまりに寂しがるようなら、しっかり子どもの話を聞いて解決策を見つけていきましょう。