シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

悪いことばかりじゃない!シングルマザーになったことで起こった変化

ライター 加藤良子

小学生の一人娘と完全に自分のことを人間だと思っているワンコと気ままな二人+一匹暮らしを楽しんでいるシングルマザーです。将来は日本を飛び出して二人で暖かい所に住むのが夢!シングルマザーならではの喜びや悩みを皆様と共有していきたいと思います

Photo ryoko kato

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シングルマザーになったことで起こった変化

ふとした瞬間に「離婚する前と全然違う!」と感じることありませんか?
良いことも悪いことも含めシングルマザーになると色々と変わると思いますが、皆さんにはどんな変化がありましたか?

自分に起こった変化

離婚して間もない頃は将来に対する不安や子どものことなど、自分のことよりも優先して考えることの方が多いので、自分の変化について感じている暇はないと思います。

しかし1年くらい経つとシングルマザー生活にも慣れ精神的にも少し余裕が出てくるので、「なんか私強くなったかも」とふと思うようになりますよね。

私に関して言えば、今では電動ドリルを片手にデッキの修理をしたり、高圧洗浄器で車や駐車場をキレイにしたり、大の苦手だった虫だってヒョイっと網で捕まえることができてしまうようになりました。
力仕事に限らず精神的にも強くなったのを日々実感するので、もはやパパ代わりというより、限りなくパパに近いママといったところでしょう。

ストレスがない生活のおかげでしょうか? 強くなったと同時に、何事もポジティブに考えることができるようになりました。
ただの脳天気というわけではなく、マイナスとなることをプラスに捉えることができたり、諦めない精神が身に付いて目標に向かって頑張ることができるようになったと感じています。

金銭面でプラスに転じる人も

「離婚して経済的に苦しくなった」という意見が多数を占めますが、シングルマザーになったことで経済的に楽になった、という声を聞くのも事実です。

特に、旦那さんがお金の管理をし「生活費」として毎月決まった額を貰ってやり繰りしていた場合、「この額では少なくてやっていけない」と思いながらも、遠慮したり、小言を言われるのが嫌で催促できず、自分の貯金を切り崩していたという人も多くいます。

このケースでは、離婚後の収入が今まで旦那さんからもらっていたお金と同じくらいでも、食費や光熱費は少なくて済みますよね。また、なによりも「もうすぐなくなっちゃう……」というプレッシャーから逃れることができるのが大きな変化となります。

周りの人への感謝の気持ち

シングルマザーの生活は周りの人の助けなしでは難しいですよね。

自分の両親や兄弟のお世話になることが非常に多く、結婚をして家を出て行った身にもかかわらずどんな時でも味方でいてくれる家族に対する感謝の気持ちを再確認しました。

ママ友や近所の人々の存在が大きな助けになる場合もあります。
PTAの集まりなどでどうしても家を空けなければいけない時に子どもを預かってくれるママ友や、子どもをかわいがってくれる近所のお年寄りなどに対する感謝の気持ちは、離婚しなければ気が付かなかったかもしれません。

シングルマザーであるということに偏見を持っていたり、興味本位で近寄ってきたりする人も中にはいます。ただ不思議なことに、それを見分ける力が身に付くのもシングルマザーならではの変化です。

元旦那に対する気持ち

離婚は修復不可能になった結果なので、何か一つでも許せる要素があったら離婚はしないと思います。

毎日同じ空間にいることに耐えられなくなり、「殺人が罪じゃなかったら殺してしまうかもしれない」というほどの嫌悪感を持って離婚した、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

離婚当初はまだまだ憎い相手なので、子どもを会わせるのも「本当は嫌だけど仕方がない」が本音だと思います。

ただ、しばらくするとそんな気持ちも収まってきます。私の場合、「自分には子どもが一緒にいる」という優越感もありますが、やはり、子どもと離れ離れになってしまった相手の気持ちを考えると切なくなり、「もし自分が逆の立場だったら……」と考えただけでゾッとします。

目を合わせるのも口をきくのも嫌だった元旦那と普通の会話ができるようになったのは、離婚をして気持ちにゆとりが生じ、他人の気持ちがわかるようになった証拠でしょう。

自分の理想とする子育てができる

日本では「男尊女卑」という潜在的な考え方がまだ残っているせいか、子育てに関しても「自分だけではなく旦那の意見も聞かないと」という女性が意外に多いですよね。

私は、子どもの名前を決める時でさえ「苦しんだのは私だし!」と一人で決めてしまったタイプなので、「なんて偉いんだろう」と感心することが多々あります。

ただ、子育てに関してあれこれ言われるのは「待った!」と思いませんか? 日頃から子育てや家事のケアをしてくれる旦那さんだったらまだ許せますが、「たかが20分世話しただけで偉そうなこと言わないでよね」というのが本音ではないでしょうか?

シングルマザーになり、子育ての面でも開放感を感じることができました! 責任は自分一人で背負うことになりますが……、これもシンママにならないとできない経験です。

ポジティブに考えよう!

シングルマザーになれば少なからず変化があります。それをいかに良い方向に転換できるか? が楽しい人生につながるカギとなると思います。是非ポジティブ思考を心がけてみてください。