シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

独立も夢じゃない!シングルマザーにおススメの語学系スキルとは

ライター 加藤良子

小学生の一人娘と完全に自分のことを人間だと思っているワンコと気ままな二人+一匹暮らしを楽しんでいるシングルマザーです。将来は日本を飛び出して二人で暖かい所に住むのが夢!シングルマザーならではの喜びや悩みを皆様と共有していきたいと思います

Photo ryoko kato

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語学系の資格やスキルを持っていれば、それを活かせる仕事に就くことでシングルマザーでも高い収入が得られます。どんどんグローバル化する世の中で、得意の語学を活かしてバリバリ働いてみませんか?

語学の資格やスキルを取得するメリット

どうせ得意なら仕事に活かさなければもったいないのが語学系スキルです。
今や日本でも英語を社用語にしている企業があるように、世界共通言語である英語はマスターしておいて損はない言語です。グローバル化が進んでいる現在、企業では語学に強い人材が求められる傾向にあります。

履歴書の資格の欄に語学系の資格が記入してある人とない人がいる場合、企業の業種によっては資格のある人の方がアピールできるでしょう。単に外国語を話せるというだけではなく正式な資格を持っていれば、収入面で優遇される場合もあります。シングルマザーにとっては大きな魅力ですね。

また資格を持っていれば、自宅で教室を開く時に「○○資格有り」「英検1級取得」といったキャッチコピーとして使うこともできます。子どもに語学を習わせたいという教育熱心な親にとってはそれが大きなアピールとなり、集客面でも役に立つでしょう。

基本となる英語の資格

英語では、やはり「英検」や「TOEIC(トーイック)」が信頼性の高い資格です。

実用英語技能検定(英検)

学生時代に受験をした人もいると思いますが、知名度としては一番高い語学系の資格です。ただし履歴書に記入できるのは2級以上とされているため、最低でも2級合格を目指す必要があります。ちなみに2級は「社会生活に必要な英語が理解・使用できる」レベルとなっています。
2級の上は「準1級」「1級」となりますが、こちらになると合格率もグンと下がるので、さらに語学力をアピールできるでしょう。

TOEIC(トーイック)

英語が母国語ではない人が対象となる試験です。ビジネスで英語を使う場合のスキルとして日本でも知名度が高くなってきました。こちらは「級」ではなく点数によってレベルを表します。満点は990点ですが、一般的には600点以上なら英語での日常会話に支障がないレベルだとみなされています。履歴書に記入するなら600点以上を目指したいところです。

TOEICの試験会場は英語オンリーの環境で、説明はもちろん黒板やホワイトボードに書かれている注意事項などもすべて英語です。慣れない人は緊張して実力を発揮できないという話もよく聞こえてきます。

英検とTOEICの違いって?

どちらも受けたことがないという人は、まずは初級から上級までの問題がランダムに出題されるTOEICを受験して自分のレベルを把握するのがオススメです。
英検の試験が年に3回なのに対してTOEICは年10回開催されますので、思い立った時に受験しやすいのです。また結果は点数で表されるため、「不合格」というものがないのも精神的に助かります。思ったよりも点数が低かった場合はショックですが、年に3回の試験が不合格になるよりはダメージも少ないのではないでしょうか。

ちなみにTOEIC940以上が英検1級、710~720点が準1級、520~530点が2級レベルにあたります。
TOEICはリスニングと筆記のみですが、英検は3級以上から面接、準1級以上からライティング項目として英作文の問題も追加されます。企業によってはライティングのある英検の方を重視するところもあるようです。

子どもに英語を教えるための資格

小学校英語指導者資格

小学校でも英語教育が導入されたことで、需要が増えたのが民間の英語教師です。自宅で英語を教える場合資格はなくてもできますが、小学校での指導となるとこちらの資格が必須となります。
基本的な英語力はもちろん必要ですが、例えば英検2級以上が必須となるといった条件はありません。子どもに教えるという資格ですから、レッスンの工夫やゲームなどを行うスキル、子どもから質問を受けた際にきちんと答えることができる会話力が重要となります。

通学での取得も可能ですが、シングルマザーにとっては仕事をしながらでも取得が可能な通信教育がオススメです。実際の授業の様子をDVDで見ながらシュミレーションしたり、自分なりに時間配分を考慮してカリキュラムを作成したり、DVDで講義を受けたりすることができます。通信教育では自分のペースで勉強を進めることができるので、とても便利です。
資格を取得すると「小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)」に認定され、全国各地の小学校で英語を指導できるようになります。

自分の子どもが通う小学校で勤務することができればうれしいですよね。また最近では幼稚園や保育園でも英語のレッスンを取り入れているところが増えているので、就業のチャンスも多くなっています。

TECSOL(Teaching English to Child Speaker of Other Languages)

J-SHINEで認定される「小学校英語指導者資格」は日本限定の資格ですが、こちらは世界中で認められている資格です。12歳以下の子どもに対して指導をすることができます。オーストラリアやニュージーランドに留学した際に取得する人が多いですが、日本でも資格を取得できます。

資格取得のための講座の内容は、基礎的な英語力に加えて、子どもたちが楽しく英語を学べるようなゲームやアクティビティーが中心になります。こちらも通信教育で資格を取得することができますが、現場を体験したことがないと働きだしたときに困惑してしまう場合もあるため、できれば語学学校などの「TESCOLコース」を受講した方が安心でしょう。

子どもたちを指導するうえで何よりも大切なのは、子どもに対する愛情です。子どもを持つ女性なら、無理なく楽しみながらできる仕事と言えます。J-SHINEの資格を取る人はこれからどんどん増えていくと考えられます。小学校での英語指導を考えている方は、今のうちから取得を考えた方がよいと思います。

大人に英語を教えるための資格

TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)

世界中で12歳以上の人に対して英語の指導ができる資格です。ただし学校で教える場合は教員免許が必要になるので、教員免許を持っていない人は英語教室や企業などでの指導がメインとなります。

TESOLで重視されるのは、英検やTOEICのように文法ではなく、いろいろな人と英語でコミュニケーションが行えるかどうかです。通信教育で学ぶコースから年単位で学校に通って取得する学位まで、さまざまなレベルが設定されています。
最近では社員に対する英語教室を開く企業も増えているので、求人があった時には持っていて有利となる資格でしょう。

自宅で語学教室を開く場合は?

自宅で語学教室を開く場合、特別な資格は必要ありません。
ただ、プロフィールに「小学校英語教師資格取得」「英検準1級」と加えられると信用度がアップします。特に子どもに英語を習わせたいと思っている親は、社会的に信用が高い資格を持っていると安心感が増します。

また、生徒を集めるために宣伝をしなくてはいけません。WEBサイトを作成したり、近所の新聞店にチラシを入れてもらうよう依頼してもよいですね。口コミで情報を広げてもらう方法もありますし、自分でチラシをポスティングするところから始めてもよいでしょう。

未就園児の頃から英語に触れさせたいと思っているママさんも増えています。ママも一緒に英会話をマスターできるような、楽しいレッスンを行うのも良いですね。ママ友の口コミは広まりやすいので、生徒さんが増えるキッカケにもつながるでしょう。

英語以外の言語も人気

韓流人気に伴って幅広い層から人気となった韓国語や、ビジネスシーンで注目されている中国語。韓国語と中国語は通信講座では発音をマスターするのが難しいので、マンツーマンでのレッスンを希望する人も多いのではないでしょうか。

フランス語やイタリア語、スペイン語も人気があり、地域のカルチャーセンターなどで講師を務めたりすることもできます。

定年後に物価の安いインドネシアなどに移住をする夫婦も増えているので、インドネシア語に堪能であればそのような人々にレッスンを行うこともできますね。

英語以外の外国語は「技能検定」を受験して級を取得することができます。レッスンを行う際の肩書きが欲しい場合は受験してみましょう。

高収入が望める貿易事務の資格

日本には大企業から個人商店まで貿易関係の会社が数多くあり、求人も多数あります。貿易では英語ができる人材が求められます。特に資格を条件としない会社もありますが、やはり面接を受ける際に「貿易事務」の資格を持っているとかなり有利です。

貿易事務は、A級、準A級、B級、C級と4段階あり、働きながらスキルアップをしていくこともできます。A級の難易度は非常に高く、合格率は10%に満たないので、取得すれば大きなキャリアアップにつながるでしょう。

なお、貿易事務では「個人輸入」の知識も学ぶことができるので、自分でネットショップを始める際にも役に立ちます。子どもとの時間を大事にしたいシングルマザーにとって、自宅でできる仕事はとても魅力的ですよね。

翻訳関連の資格

英語に自信があるという方は、翻訳家という選択肢もあります。
コンピューター翻訳は信頼性にまだまだ欠けるので、翻訳家の需要が増えています。
特にITや医学、薬学、バイオテクノロジーなどの専門分野では英文資料の翻訳を外注に頼っているので、今後も人手不足は続くと思います。

翻訳には専門的な知識が必要ですが、通信教育でも充分に学ぶことができます。合格率は低いですが、その分取得していると有利な資格です。

翻訳会社に登録してもいいですし、フリーランスで仕事を受注して自宅で行うこともできます。翻訳は単価も高く収入面でも安心できるので、シングルマザーにとっても向いているでしょう。

JTF(ほんやく検定)

特定の分野を選択して受験できる資格です。
1~5級のレベルがあり、4,5級は「基礎レベル」、3級以上は「政経・社会」「科学技術」「金融・証券」「医学・薬学」「情報処理」「特許」から1分野を選択する「実用レベル」になります。

受験は年に2回、インターネット受験になります。
パソコンに慣れていない人のために受験を疑似体験できる「試行送信」サービスも用意されており、事前に練習することができるので安心です。

2級以上になるとJTF会員専用の「検定合格者リスト」とJTF機関誌「日本翻訳ジャーナル」に登録され、仕事を得ることができます。パソコンとインターネットが使用可能な環境さえあれば仕事ができるので、場所を選ばずに自分のペースで仕事を進めていけるのは大きな魅力ですね。

JTA公認翻訳専門職資格試験

「英語部門」と「中国語部門」があり、どちらも4科目受験して全てに合格しなければなりません。
英語部門では「翻訳文法技能試験」「翻訳IT技能試験」「翻訳マネジメント技能試験」「翻訳専門技能試験」があり、4科目に合格した時点で2級以上を取得したとみなされます。さらに2年以上の実績を積んで審査に合格した時点で「JTA公認翻訳専門職」として認定されます。

年に4回の試験はインターネット受験となり、1科目から受験することが可能です。自分の得意分野で翻訳家デビューするためにも取得しておきたい資格です。

語学を活かした仕事は経済面で強い味方に!

語学に関する仕事は自宅でできるものも多く、他の仕事に比べて高収入になっています。語学科を卒業したり留学経験があって語学が堪能な方は、検討してみてはいかがでしょうか。