シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

保育園と幼稚園どちらを選ぶ?費用と預かり時間を比較!

ライター 辻寿子

フリーライター歴22年、シンママ歴6年。一卵性双生児の息子は、長男が脳性マヒで車椅子。日本化粧品検定1級、サプリメントアドバイザー取得。結婚歴3回、死別→離婚→離婚の経験あり。

Photo hisako tuji

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保育園と幼稚園の違いは意外と知らないと思います。特に、離婚してまだ小さい子どもの預け先を探しているなら、ママにとっても子どもにとっても知っておきたい大切なことです。比較してよく考えてみましょう。

保育園と幼稚園の相違

まず、根本的に違うのは、

  • 保育園=厚生労働省管轄、児童福祉施設
  • 幼稚園=文部科学省管轄、学校教育施設

ということです。

つまり、保育園は仕事や病気などの理由により子どもの面倒を家庭で見られない場合に家庭に代わって子どもの保育をする施設です。

これに対し、幼稚園は未就学の幼児が教育を受ける施設と定義されていてます。

保育園と幼稚園、費用の差

シンママにとって一番気になるのが費用の差ではないでしょうか? 保育園と幼稚園ではどのくらい差があるのか、比較してみましょう。

保育園の費用

保育園は認可保育園、認証保育所、無認可保育所に分類され、どこに預けるかで費用は大きく変わってきます。

認可保育園及び認証保育所は、住んでいる地域の自治体が入園の窓口となり、保育料も自治体で決定されます。
自治体により異なりますが、基本的には前年度の収入と子どもの年齢から保育料が決定されます。

シングルマザーの場合、前年に働いていなければほぼ無料になるケースもあります。収入が多いほど保育料も高くなります。
厚生労働省による調査結果では、全国平均月額2〜3万円となっています。

なお、無認可保育所は独自の料金体系となっており、収入に関係なく月額5〜7万円としている園が多いようです。

幼稚園の費用

幼稚園も公立か私立かで費用が大きく変わります。
文部科学省の調査によると、公立幼稚園が平均年額約22万円、私立幼稚園が平均年額約50万円となっていて、かなり違うことがわかります。

費用を比較すると

3歳以上になると、公立幼稚園と認可保育園の平均保育料にあまり差は見られません。
ただ、保育園は収入に応じて保育料が変動するので、母子家庭では低くなる可能性が高くなります。お住まいの自治体で確認しましょう。

保育園と幼稚園、預かり時間の違い

働く必要のあるシングルマザーにとって、何歳の子どもから、そして何時から何時まで預かってもらえるのかも大きなポイントになります。
この点に関しても保育園と幼稚園でかなり差があるので比較してみましょう。

保育園の預かり時間

保育園によっても変わりますが、朝7時頃から夕方6時頃までの11時間以内という園が多いようです。「延長保育」を行っている園も増えていますが、別料金になります。

土日や夜9時以降も預かってくれる園(施設)もあるようです。働き方や環境に合わせて対応してもらえる園を探してみましょう。

なお、保育園では0歳児から受け入れてもらえるので、子どもが3歳未満なら保育園の方がよいでしょう。

幼稚園の預かり時間

幼稚園は朝8時半から9時頃にスタートし、終了は午後2時頃です。

延長保育を行う幼稚園も増えていて、園内での習い事に申し込むとその時間分は延長となるケースもありますが、いずれの場合も別にお金がかかります。

なお、幼稚園は基本的には3歳以上が対象です。3歳未満に「プレ保育」を実施している園もありますが、園生活に慣れることが目的なので日数が決められており、預かり時間も数時間でしかありません。

保育園と幼稚園、シンママ向きなのは?

費用と預かり時間から考えると、シンママに向いているのは「認可保育園」になります。
子どもが何歳でも入園できますし、待機児童でいっぱいでも母子家庭なら入園を優先してもらえることもあります。

長い時間見てもらえるので、働くママには本当に助かります。また、保育園はほとんどのママが働いているので、母子家庭の疎外感も感じにくいでしょう。

ただし、お子さんは一日の大半の時間を保育園で過ごすことになります。保育園を選ぶ時は慎重に考えましょう。必ず見学に行き、先生の話をしっかり聞いてから申し込むようにしてくださいね。

待機児童になってしまったら

「希望の認可保育園は人気が高かった」「フリーランスや自営業なので優先順位が低かった」という理由で待機児童になった、という話をよく聞きます。

働かなければならないシンママはどうすればよいのでしょうか?

希望の認可保育園で待機児童になってもキャンセルはせず、母子家庭でどうしても子どもを入園させないと生計が成り立たないことを記した「申立書」を自治体に提出します。この申立書は保育園に申し込む時点で提出しておくと、入園にかなり有利になります。

そして、家庭的保育(保育ママ)や無認可保育園で預け先を探し、認可保育園の空きが出たら転園するようにしましょう。

認可保育園は条件が良いので、待機児童がどんなにいても諦めないでくださいね!

まとめ

働くシンママにとって、子どもの預け先はとても重要です。色々な違いがあるので、自分と子どもにとってどこがいいのか慎重に選んでくださいね!