夏休みに連休 お得に家族旅行を楽しむ方法は?
ライター オイカワユキコ
小学生の娘と暮らすシングルマザー。「幸せになるために離婚した」をモットーに、個人事業主としてライター・役者・イベントコンサル・シュガーアーティスト・国際交流のNPO など多方面で活動中。

もうすぐ夏休み。シンママ家庭だからこそ、「少しでもお得に、でも子どもに楽しんでもらえる旅行にしたい!」ですよね。
今回は、お得になる旅行術をリサーチしました。
お得な時期を狙う
子どもが学生だと日程が限られてしまいますが……、ハイシーズンの中でも比較的安くなるのがお盆後の平日です。
夏休みがお盆に固定されている場合は厳しいかと思いますが、スケジュール調整できる方は、この時期に合わせて計画を立ててみてはいかがでしょうか?
早割もしくは直前
ツアー、宿、レンタカーの予約は早割が断然お得です。
「まだ確定できない」という場合も、2~3週間位前まではキャンセル無料という宿泊施設が多いので、とりあえず押さえておくのがおススメです。ただ、キャンセル料発生基準はそれぞれ異なるので事前に確認してくださいね。
事前に企画するのが苦手な方は、当日予約の激安ホテルを利用する方法がよいでしょう。各旅行サイトで「直前割」「当日割」などで検索し調べることができます。
行き先も目的も予約できたホテル次第……、というハラハラドキドキの旅行も面白いですよね。
お得なツアーを利用する
「大人2名から開催」となっているツアーが多いので「母子家庭だから無理」と諦めていませんか?
子どもが幼児や小学生でも「大人2名分の料金を支払う」と伝えると、ほとんどの場合きちんと予約できます。
特に子どもが3歳以上で飛行機を利用する場合、交通と宿をバラバラで取るよりも大人2名料金のツアーの方が安いこともあるので、値段を比べてみてくださいね。
九州からありがとうキャンペーン
2016年は「九州復興割」でお得なツアーが数多く販売されました。
筆者も、33,700円→18,700円となる「熊本1泊2日、夕食、地元の品のバイキング朝食付き、天然温泉の大浴場付き、飛行機はANA」というツアーを利用しました。震災後の熊本城も見学でき、貴重な旅になりました。
復興割は終了しましたが、2017年4月から「九州からありがとうキャンペーン」を実施中です。九州への旅行を検討している方は、チェックしてみてください。
九州からありがとうキャンペーン特集|旅行会社一覧
http://travelersnavi.com/coupon/kyushuthankscampaign
親娘ツアー
最近の旅行サイトには、女子旅ならぬ「母と娘の女子旅」プランがあります。
お子さんが女の子の場合に限られますが、スイーツ付やお洒落なお部屋を選べるなど女子が喜びそうな特典付きで料金もお得になっています。
るるぶトラベル 母娘旅プラン
http://tour.rurubu.travel/feature-s/02/lady/e443/
お得に宿泊できる施設を利用
お得に宿泊する方法も色々あります。
ひとり親休養ホーム
対象宿泊施設や内容は自治体によって異なりますが、ひとり親家庭休養ホーム制度を利用すると一人あたり約9,000円の助成を受けられるので安く宿泊できます。興味のある方は、お住まいの自治体に確認してください。
国保の夏季保養施設
シンママ自身、または一緒に旅行する代表者が国民保険に加入している場合、国保の夏季保養施設を利用できます。
申込方法や利用期間、料金等は自治体によって異なり、先行予約を受け付けている場合もあります。
東京都港区 夏季保養施設(国保)
https://www.city.minato.tokyo.jp/jigyou/hokenjigyou/kakihoyousisetu.html
ビジネスホテルを上手に活用
観光で利用できるビジネスホテルも多くなりました。
ただ、同じ価格帯のビジネスホテルでも当たり外れがあるので、WEBサイトで事前に比較検討しましょう。
- ベッドの広さ
- ベットのメーカー
- 部屋の広さ
- 夜景
- 大浴場、天然温泉付き
- 朝食、夕食無料
- 地元料理のメニュー
などをチェックしておくと、ビジネスホテルでもレジャー感を満喫できます。
筆者は旅気分を味わいたいので、ビジネスホテルでも「大浴場付」が必須項目です。
日にちに注目
ビジネスホテルは日によって倍以上値段が変動するケースもあります。
じゃらんなどの旅行サイトには「日にち限定で75%OFF」になるプランもあります。旅行の日程を決める際はホテルの最安値日も確認しましょう。
シティホテルも割安に
ビジネスホテルほど格安にはなりませんが、ホテルは「部屋に対する値段」となっているので、二人以上なら旅館より割安になります。
例えば豪華な内装が魅力の幕張ホテルザマンハッタン。映画のような大理石バスルーム付のプラザスウィートルームに格安旅行サイトでを利用すると20,000円で宿泊できる日もあります。筆者は娘とお姫様気分が味わってきました。
千葉・幕張のホテル ホテル ザ・マンハッタン
http://www.the-manhattan.co.jp/
旅館派は素泊まり
旅館にお得に泊まりたい方は「夕食なし」を選ぶのが裏技です。
一泊二食付き13,000円、素泊まり8,000円程度の場合、食事代は一人5,000円になるので、親子二人なら外食する方が安くすみますよね?
子どもも和風会席料理よりも外のレストランの方が喜び、草津や伊豆、熱海などの温泉街なら徒歩圏内の食事処も充実しています。
キャンプ
「女性親一人でキャンプはハードルが高い」と感じる方もいるかもしれませんが、「手ぶらでキャンプ」など初心者でも気軽に楽しめるキャンプ場も増えています。
テント設営済、夕食や入浴券もついて親子二人で10,000円くらいから利用でき、人数が増えれば更に割安になります。
手ぶらでキャンプ | 休暇村公式ホームページ
http://www.qkamura.or.jp/campaign/ty4/?c=4&cm=127
Airbnb
Airbnbは、季節料金を取らない宿がほとんどです。
ドミトリー的なイメージが強いと思いますが、お洒落で綺麗な施設もたくさんできています! 筆者は、昨年の紅葉シーズンは満室で予約できなかった京都のお洒落なaAirbnbを今年は半年以上前から予約しました。
まとめ
レジャー費の捻出に苦労されているシンママも多いと思いますが、クーポンや特別割引情報がWEBサイトで多く配信されています。お得に楽しむためにも見逃さないでくださいね!