シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

保育園児と暮らすシングルマザーの1日 母子家庭は段取りが命!

ライター 辻寿子

フリーライター歴22年、シンママ歴6年。一卵性双生児の息子は、長男が脳性マヒで車椅子。日本化粧品検定1級、サプリメントアドバイザー取得。結婚歴3回、死別→離婚→離婚の経験あり。

Photo hisako tuji

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小さな子どもを抱えて離婚すると、育児はもちろん仕事に対しても不安は尽きないでしょう。離婚を経験した先輩ママはどのように解決してきたのでしょうか? 

今回は、筆者の実際の体験談を交えつつ、1日の過ごし方や保育園への離婚報告についてご紹介します。

1日のスケジュール

筆者には双子の男の子がいますが、彼らが3歳の時に離婚しました。すでに保育園には通っていましたが、一人になったことで生活は激変。

双子のうち長男は障がい児で母子通園だったため仕事ができず、離婚を機に母子通園が不要な保育園を探し、仕事を再開させました。

フリーランスのライターである筆者の、実際の1日のスケジュールです。

5:30 起床・身支度・保育園の準備・朝食の用意
7:00 子どもたちの起床、トイレ・着替えなどの手伝い
7:20 朝食
8:20 保育園への送り出し(それぞれ別の保育園へ)
10:00 仕事開始
16:00 保育園のお迎え
17:30 夕食の用意
18:30 夕食
19:30 子どもたちとお風呂
20:30 子どもたちの寝かしつけ・夕食の片づけ・洗濯・明日の準備など
23:00 就寝

結婚していた時は、夫のお弁当も作っていましたが、子どもたちの着替えやトイレの手伝いは夫が担当していました。

そのため、当時と比べると朝の準備は大変になりました。ただ、新しい生活に慣れると段取りもよくなるので、子どもたちが起きてくる前にしっかり準備しておけば、ひとりでも対応できるようになります。

なお、私の場合は子どもたちがそれぞれ違う保育園に通っていたため、送迎に1日3時間ほど費やしていました。この作業がなければ、仕事や家事にもっと時間がかけられたと思います。

子どもを20時半には寝かせたかったので、食事の後片付けなどはすべて後回しにして、お風呂に入れていました。子どもの成長につれ、自分でできることが増えていくので、徐々に手がかからなくなっていきます。

母子家庭は段取りが命! 

家のことすべてを一人でしなくてはならないシンママは、とにかく段取りが大切です。元夫が家事や育児に協力的だった場合は、特に大変に感じるでしょう。

ただ、1日の流れをしっかり予測して準備をしておけば、慌てることなく家事も育児もこなせるようになってきます。

夫の食事や洗濯が必要なくなった分、やるべきことが減っているので、辛い部分にばかり焦点を当てず、「幸せになるために離婚した」ということを忘れないようにしましょう。

一人で複数の子どもをお風呂に入れるのは大変ですが、入れる順番、洗う順序を考え、子どもと自分の着替えを準備しておけば、問題ありません。

子どもたちも成長とともに、身の回りのことが自分でできるようになっていくため、徐々に手がかからなくなります。

補足:保育園への離婚の報告

書類上のこともあるため、離婚した事実を保育園に内緒にするわけにはいきません。言いにくいとは思いますが、特に姓が変わる場合は、早目に伝えましょう。保育園でもできる限り配慮してくれます。

まずは担任に相談

ほとんどの保育園では、先生が毎日「連絡帳」でその日の出来事を知らせてくれると思います。直接言い出しにくい、二人きりになれるタイミングがないなどの場合は、連絡帳に書き込むか、お手紙をはさんで、離婚したことを伝えましょう。

その後、今後の対応について先生からお話があると思います。引越しや仕事の都合で転園する場合もまずは保育園に相談してください。

子どもの姓が変わる場合は? 

転園する場合は、新しい保育園で最初から旧姓を名乗れば問題ありませんが、そのまま同じ園に通うケースでは「苗字が変わる」という大きな出来事が子どもに起こることになります。本人も周りの子どもたちにとっても、大きな変化でしょう。

担任の先生にもしっかり伝え、配慮してほしい点があればお話ししておきましょう。

私の子どもも姓が変わったので心配でしたが、保育園では先生もお友だちも苗字ではなく名前で呼び合っていたので、あまり問題はありませんでした。

離婚時に3歳という幼い年齢だったからでしょうか? 子どもたちは以前の苗字さえ覚えていないようです。姓を変更するならば、子どもが小さいうちの方が、影響が少ないといえるでしょう。

子どもたちの反応

保育園の送り迎えをパパがしていた場合は「最近見かけないね」と言われることもあると思いますが、私は自分で送迎していたので、基本的に保育園の子どもたちも特に不審がるようなことはありませんでした。

また、私が子どもたちを通わせていた保育園では、離婚が珍しいことではなかったためか、パパがいないことへの差別的な態度や様子はありませんでした。

運動会などのイベントは、特に祖父母なども以前から参加していた場合は、さほど寂しい思いをせずにすむようです。

ママ友たちの反応

私の場合、離婚が理由でママ友と仲がこじれることや、差別されることはありませんでしたし、もちろん、子ども同士を遊ばせないというようなこともありませんでした。

元夫への対応

保育園に離婚の連絡をしたときに「パパがお迎に来られたらどうしますか?」と質問されて驚いたことを覚えています。

今は保育園もセキュリティが厳しく、顔認証してゲートが開かないと門の中に入れない園も多いと聞きます。
このようなシステムが完備されていなくても、保護者以外の人がお迎えに来たときに、安易に取り次がないように徹底した安全管理を行っているようです。

元夫が子ども会いたさに保育園を訪ねるようなことがあっても、子どもを連れて帰らないようにお願いしておけば、保育園でしっかり守ってもらえます。

運動会などイベント時に突然元夫が現れるということも考えられます。子どもにとっては実の父親だけに、ついて行ってしまう可能性もあるので、心配な場合は祖父母や身近な方と、どのように対応するべきか話し合っておきましょう。

まとめ

私は朝が弱いタイプでしたが、早起きに慣れると気持ちよいリズムで一日を送れるようになりました。朝の準備と夕食~寝るまではバタバタしますが、日々を楽しもうとする気持ちが大切ですよ!