シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

シンママ家庭 中学受験、するかしないか悩んだら??

ライター オイカワユキコ

小学生の娘と暮らすシングルマザー。「幸せになるために離婚した」をモットーに、個人事業主としてライター・役者・イベントコンサル・シュガーアーティスト・国際交流のNPO など多方面で活動中。

Photo yukiko oikawa

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お子さんから「私立中学を受験したいと思っている」と相談されたら、皆さんはどう対応しますか?
シンママ家庭だからこそ、「子どもにとって最善の選択」をきちんと考えてあげたいですよね。

他の家ではどのような基準で進学の判断をしているのか? これから受験シーズンに入る筆者の周りのママたちに聞いてみました。

中学の選択理由

筆者は中学受験をしました。「小学校の一つ上の学年が荒れていたので、同じ学区内の公立A中学校に入学し、その先輩たちとまた一緒になるのが嫌だったから」です。

30年後の今、娘は筆者が避けた「公立A中学校に行く」と決めているようです。

「頑張っているクラブ活動が充実している、仲の良い同級生も進学する、小学生の間は勉強よりも友だちと遊びたい」というのが主な理由のようです。

A中学校は数年間に建て替えをしたので校舎はピカピカ。不良の噂も聞きません。同じ学校でも年月が経つと校風も状況も変わるものですね。

子どもには子どもなりの理由があります。いじめなどで悩んでいて「あの子とは違う学校に行きたい」と思っているケースもあるかもしれません。

私立公立に関係なく、お子さんに「その中学校に行きたい理由」をきちんと聞いてみましょう。

具体的に考えよう

情報が揃っていないと、お子さんは選ぶ事ができません。「私立、公立」という漠然としたイメージだけではママも判断できませんよね。

進学候補の中学校の特徴や校風、お子さんの希望などを具体的にリストアップしてみましょう。

進路の選択は、高校、大学と学年が上がるに連れて重みが増していきます。小学生のうちにママと一緒に「進路の決め方」を練習しておきましょう。

具体的とは?

例えば、お子さんが今取り組んでいること、これから挑戦したいと思っていることは何ですか?

野球、水泳、陸上などスポーツを続けたい場合、体育会系の活動で実績のある学校を選ぶと思いますが、どのような人が顧問をしているか? どのような大会に参加しているか? ということも実は重要になります。

英語や美術など好きな教科を極めたいと望んでいるなら、卒業生の進路や教員のプロフィールを調べてみましょう。

文化祭に力を入れている、修学旅行が充実しているなど、幅広い志望理由があってよいと思います。

校風の調べ方は?

まずは学校案内やWEBサイトを確認しましょう。

ただ、学校公式の「校風」や「教育方針」というのはあくまで対外的な内容です。
実際はどうなのか? 学校の一番の情報源となるのは、やはり学校のママ友です。中学生のお子さんを持つママ友がいれば、よいリアルな情報を得られるでしょう。

4年生になると「中学はどこに行くの?」の話題で盛り上がるようになります。ママ友付き合いのない方も、集まりに時々顔を出すと色々と参考になると思います。

学校説明会や学校開放日、文化祭も学校を知る絶好の機会です。

ママの受験問題、解決できる?

お子さんの希望と学校の状況を照らし合わせて「受験して私立のB中学校に行きたい」と具体的な方向性が決まったら、「ママの受験問題」を解決できるか考えましょう。

お金の問題

私立と公立の一番違いは「学費」ですよね。

この点に関しては、祖父母の厚意にお世話になってるシンママもいるようです。
贈与税は年間110万までとなっていますが、学費として正当に使用する場合は贈与税はかかりません。

また、離婚をする時に「子どもが私立学校に進学した場合の学費については折半する」というような取り決めを元夫と交わしておく、という対策方法もあります。

時間の問題

勉強をきちんとチェックできるか? 塾の送り迎えは? 夕食のお弁当は? などママが受験のサポートと仕事を両立できるかも重要な要素です。

一番大切なのは?

「子どもを私立に通わせるため、頑張って働いていたら体を壊してしまった」、「仕事の掛け持ちで子どもの寝顔しかみてない」という話を聞くことがあります。

子どものために頑張るママは偉いと思います。
ただ、ママのキャパを大幅に超えてしまっているとしたら……、それでも「子どもがその学校に進学できれば幸せ」なのか? 熟考しましょう。

まとめ

筆者の娘は「受験しない」方向で固まりつつあるので気持ちが少し楽になりましたが、高校、大学で私立に行く可能性もあります。

「お金」や「偏差値」だけで判断せず、「子どもが何を求めて、どういう進路に進んでいきたいのか」きちんとサポートしていけたらと思っています。