シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

母子家庭(シングルマザー) 水道料金を無料にする方法

ライター オイカワユキコ

小学生の娘と暮らすシングルマザー。「幸せになるために離婚した」をモットーに、個人事業主としてライター・役者・イベントコンサル・シュガーアーティスト・国際交流のNPO など多方面で活動中。

Photo yukiko oikawa

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全国すべての自治体ではありませんが、母子家庭の水道代(上下水道料金)が減免になる支援制度があるのをご存知ですか?

なお、この減免制度は申請しないと受けられません。「利用したい」と思った方は、下記の記事を参考にしてください。

医療費、水道代、粗大ごみ処理手数料無料ってどういうこと?!

上下水道 減免制度の一例

母子家庭の上下水道料金減免の基準や内容は各自治体によって異なります。また、減免制度がない自治体もあります。

基本的には水道局のWEBサイトに記されていますが、減免内容が明記されていない場合もあるので、不明な場合は水道局に電話で問い合わせてみましょう。

全国の一例です。

自治体 該当基準 内容
北海道小樽市 児童扶養手当受給世帯 上下水道料金合計請求額の1/4が免除
千葉県千葉市 児童扶養手当受給世帯 消費税及び地方消費税相当額が免除
(10円未満の端数は切り捨て)
京都府八幡市 18歳未満の児童を養育する母子父子世帯で、市民税非課税の世帯 2ヶ月につき
・水道料金の842円を上限として免除(12m³以下の基本水量に相当する金額)
・下水道使用料の853円を上限として免除(0~16m³の基本水量に相当する額の1/2、消費税率8%)
広島県広島市 1.広島市ひとり親家庭等医療費補助の受給要件に当てはまる世帯
2.児童扶養手当の受給要件に当てはまる世帯(申請資格はあるが所得超過により手当等を受けられない世帯など)
3.1,2と同様の事情にある世帯
2ヶ月につき
・水道料金の0~20m³の料金相当額(1,749~1,857円)が免除
・下水道使用料の0~20m³の料金相当額が免除(1,501~1,544円)
(税率は8%で計算)

東京都水道局による上下水道減免

東京都の母子家庭では「児童扶養手当」または「特別児童扶養手当」を受給されている方は上下水道料金の減免申請ができます。ただし、多摩地区は自治体ごとに内容が違うので、最寄りの水道局にお問い合わせください。

自治体 該当基準 減免内容
23区内 児童扶養手当受給世帯 ・水道料金基本料金と1ヶ月当たり10m³までの使用量が無料
・下水道料金1ヶ月当たり8m³までの料金が無料
多摩地区 児童扶養手当受給世帯 自治体により異なる
[東村山市のケース]
・水道料金基本料金と1ヶ月当たり10m³までの使用量が無料
・下水道料金1ヶ月当たり10m³までの料金が無料
(児童扶養手当全部支給停止の方を除く)

東京都水道局 水道料金・下水道料金の減免のご案内
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/tetsuduki/ryokin/genmen.html#kotira

平均使用量

せっかく減免されるなら無料にしたいですし、減免制度がなくても無駄使いはしたくないよね。
皆さんは自分の家の水道の使用量が他の家庭よりも多いか少ないか、ご存知ですか?

1ヶ月あたりの水道の平均使用量をみてみましょう。

世帯人数 使用量
2人 15.9m³
3人 20.4m³
4人 24.3m³

※平成28年度東京都水道局調べ

筆者の住んでいる東京23区で考えた場合、1ヶ月上下水道、基本料金も含めて18m³までは無料になります。
平均使用量でみると二人家庭の使用量は15.9m³ですから、娘と二人暮らしの筆者の世帯では基本料金も含めて18m³以内に抑えることは可能そうです。

使用量の目安

節水ポイントを探すために、日常の行動でどれくらい水が使用されるのか? も調べてみました。

用途 使い方 流れる水の量
洗面・手洗い 1分間流しっぱなしの場合 12ℓ
歯磨き 30秒間流しっぱなしの場合 6ℓ
食器洗い 5分間しっぱなしの場合 60ℓ
シャワー 3分間流しっぱなしの場合 36ℓ

※1ℓ=1/1000m³
※平成27年度東京都水道局調べ

節水術

最後に、面倒くさがりな筆者が実践してる節水術をご紹介したいと思います。

洗顔・手洗い

水道を細く流すようにしています。手を洗う時に水が鏡に跳ねるようでは水の出しすぎ。
泥だらけになった子どもの手足や書道の筆を洗う時には、流水ではなくお風呂場でたらいに溜めて洗うなどしています。

歯磨き

基本ですが、歯を磨く間は水道を止めています。口をすすぐコップも小さいサイズを選ぶようにしています。

食器洗い

たらいに水を溜めて洗えば一番節水できるそうですが……、「それは面倒」と思い、食器の方を工夫しました。
レストランのブッフェなどで使うようなセパレートプレートを使用し、汁もの意外はワンプレートにするようにしています。つまり、洗う食器の数を減らす作戦です。
ケチャップやカレーのような汚れの落ちにくい場合は、あらかじめ汚れを拭き取るのも有効です。

お風呂

水の使用量が一番多いのがお風呂。夏場は子どもが汗を流すために1日何度もシャワーを浴びる、ということもあるでしょう。
夜はきちんとお風呂の準備をしますが、昼間に汗を流したいだけの時は、バスタブに少な目にぬるま湯を張っておいて浸かる、桶で体にかけるようにする、というようにしてシャワーはなるべく使わないようにしています。

洗濯

夏場は洗濯物の量も増えますよね。洗濯は適量を適度な回数で洗うことが大切です。
筆者の家の洗濯機は「普通モード」だと2回すすぎますが、「お急ぎモード」だとすすぎ1回です。
そこでまず「通常モード」で「洗い」ボタンだけ押してスタートし、洗いで洗濯機が止まったら、「お急ぎモード」に切り替えてもう一度洗いからスタートします。
簡単に言うと、お急ぎモードのみだと洗い時間が短く汚れがきちんと落ちないのですが、すすぎは1回でも問題ないなので、手動で切り替えています。

まとめ

いかがでしたか? 減免申請をして「18m³までなら無料」と具体的にボーダーラインがわかったことで、筆者と子どもは節水に目覚めました。

時々ですが、18m³を超えてしまうと超過分の数百円をコンビニなどにわざわざに支払いに行かなくてはなりません。これが子どもにもわかりやすいサインになっています。皆さんもお子さんとゲーム感覚で節水を楽しんでみてください。