シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

先輩シンママにインタビュー 仕事と子育ての両立で工夫していたことは?

ライター リトルミー

20歳、18歳、16歳、16歳、3男1女のシングルマザー。介護福祉士・認知症ケア専門士・調理師。趣味はスキューバダイビング、クラウン活動。『クラウン・ワンJAPAN』というグループで、福祉施設やストリートでクラウニングを行なっています。

Photo mori michiko

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四人のお子さんを育てながら、仕事では介護福祉士の資格を取得しキャリアアップ、私生活ではスキューバダビングやクラウン活動に参加し、公私ともに充実した生活を楽しまれているリトルミーさん。

今回は、そんなリトルミーさんに、特にお子さんが小さかった頃、どのように仕事と子育てを両立させてきたか話をうかがいました。


今は一番下の双子の兄妹が高校生ということですが、5歳(男の子)、3歳(男の子)、1歳(男の子)、1(女の子)歳の頃から一人で育ててきたのですよね。

そうですね。
ただ、最初は実家に5年ほど居候していました。父は仕事をしていて母は体が弱かったので子どもの面倒は見てもらえなかったけど……、一番手のかかる時期に「子どもだけにならない」という安心感はありました。


保育園のときは、やはり子育てと仕事との両立に苦労されましたか?

私の場合、子どもの生活に合わせて仕事をしていました。

子どもたちが保育園に行っている間は、NPOが運営している保育ルーム、家事代行など短時間でもできる仕事を入れて、夕食の支度をするために夕方家に一度戻って、子どもを迎えに行って夕食を食べさせお風呂に入れてからラーメン店のバイトに、というスケジュールでした。

「どこで働けるか」ということを考えながら、すき間時間を利用して働いてました。


ハードなスケジュールを支えていたパワーの源は何ですか?

私自身も健康でしたが、周りの環境にも恵まれていたと思います。

夜ラーメン店で勤務する時は、「寝た後で特に世話をする必要はない」ということで、子どもたちを両親に預けられたので安心して仕事に集中することができました。

子どもたちも親の気持ちを察してか、週末に体調を崩すことが多かったので助かりました。

また、兄妹の多い地域だったので、学校の係りを決めるときも「小さいお子さんがいるから大変でしょ」と配慮をしてもらえました。


体調を崩さないように栄養のバランスなどにも気をつかっていましたか?

忙しかったので、「なんとなく」です。
その時に安い食材を買って、「何を作ろうかな」と考えながら作ることがほとんどです。
4~5人分になるとお惣菜を買うと高くなってしまうし、料理は好きなので基本は手作り。

自分で作れば食費を節約できるだけでなく時短にもなります。

例えば、カツも豚こまで作れば、野菜を入れてかさ増しするなどアレンジも広がり、揚げる時間も短くて済みます。

娘は一時、「おもちとチーズを豚こまで巻いたカツ」が大好きでした。


他に工夫していたことはありますか

かかりつけの病院に前もって保険証を見せたり話をしておいて、子どもたちだけで診察に行けるようにしていました。
今は難しいのかもしれませんが、理解のある病院を近くに作っておくと助かると思います。


お子さんとの関わり方で気をつけていたことはありますか?

私の父には「四人平等に」と言われていたのですが……、仕事もしているて忙しいし、一人で四人をきちんと見るのは無理ですよね。
必要なときは「お母さん」と声を掛けてくると思っているので、その時はきちんと聞くように今も心がけています。

そして、かなり偏っているとは思いますが、子どもが「○○食べたい」と言ったときは、一緒に作るようにしていました。粉末からですが、こんにゃくいもを手作りしたこともあります。


お子さんが成長するにつれて、親子関係も変わりますか?

小学校高学年くらいになると一人である程度のことは自分でできるようにもなるしお手伝いもしてくれるようなるので、手はかからなくなると思います。

今は、娘が夜勤の時は朝食とお弁当を作ってくれたり、洗濯や買い物もしてくれるので本当に楽になりました。

娘とは日帰り温泉に行くこともあります。女性二人でお風呂に入ってご飯を食べて帰ってくる。何気ないないことですが、幸せを感じます。

子どもの活動範囲が広くなってきたので、「今日の夕食は」というような事務的な連絡は家族LINEを作ってやり取りしています。

個人的な内容は個別の方に届きますが、最近は、「彼女を送って行くから少し遅くなる」というようなメッセージを受け取るようになって「恋人ができる年になったんだな」と、感慨深く思うこともあります。


最後に、問合せが多かったのでクラウン活動について教えていただけますか?

介護の集まりで誘われたのがきっかけですが、病院や福祉施設だけでの活動だけではなく、東京タワーや銀座などでストリートクラウニングなども行っています。
大道芸ではないので、バルーンで動物の形ができるというような特技がなくても、赤鼻を付けて目立つような格好をしてハイタッチするだけもいいんです。

この数年は鎌倉のクリーンアップ活動に毎年呼ばれており、活動範囲も広がってきています。

Clown One Japan(クラウンワンジャパン)
https://www.marikokanemoto.com/clown-one-japan