シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

シングルマザーの再婚 ステップファミリーって何?

ライター オイカワユキコ

小学生の娘と暮らすシングルマザー。「幸せになるために離婚した」をモットーに、個人事業主としてライター・役者・イベントコンサル・シュガーアーティスト・国際交流のNPO など多方面で活動中。

Photo yukiko oikawa

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男女どちらか、またはお互い子連れで結婚したり事実婚の関係にある血のつながっていない家族を「ステップファミリー」と言います。

シンデレラの映画の継母が「ステップマザー」二人のお姉さんたちが「ステップシスターズ」と表現されているのを思い出すとわかりやすいですね。

シンママが再婚したら必ず「ステップファミリー」となるので、筆者も幸せな再婚ができるようステップファミリーについて知識や理解を深めておきたいと思い調査しました。

日本ではステップファミリーへの理解が少ない

欧米の裕福な家庭では実子がいて更に養子を取ることも珍しくないので、再婚に限定されず「ステップファミリー」への理解が進んでいます。肌の色や国籍が明らかに違う「家族」も少なくありません。

日本でも離婚、再婚が増加しているので、「ステップファミリー」も増えています。しかし、再婚家庭ならではの養育問題に関する認識はまだまだ浅く、悩みを相談する先がわからず苦労している家庭も少なくないようです。

「ステップファミリー」にはどのような不安があるのでしょうか? また、どのようにしたら幸せな新しい家庭を築いていけるのでしょうか? 再婚のパターン別にみていきましょう。

子どものいない女性×シンパパ

ママモワでは不要な項目ではありますが……、参考のために。
ママである皆さんはわかると思いますが、子どもを産んだことのない女性がいきなり子どもを育てるというのはとても大変なことですよね。子どもの生態がわからず、どう接してよいかわからず悩む女性が多いと思います。

一方、夫はかわいい自分の実の子どもとその子どもの面倒を安心して任せられる女性に囲まれ「さあ、自分は一生懸命働いて家族を幸せにするぞ!」というモードになるため、家庭内の悩みになかなか気づいてあげられないようです。

ママとなった女性は、継子も自分と同じ不安な気持ちなんだと思って、夫以外にも相談できる人や窓口を作り、子どもとは焦らずゆっくり関係を築いていきましょう。

シンママ×子どものいない男性

比較的子どものストレスが少ないといわれているのがこのパターンです。

子どもが「ママを捕られた」と感じないようにママが子どもに十分な愛情表現をしていれば、素敵な家族となるでしょう。

ただし、男性が子どもには興味がなくあなたへの執着だけが強い、子どもが小さく男性が泣き声などを嫌がるというような場合は、虐待などにつながるケースもあるので男性を選ぶ時は慎重に!

男性にとっては「自分だけが他人」という環境で、孤独感を感じることも少なくありません。

また、子どもと男性が本当の親子のようにになれるまでには時間もかかります。それまでは「家族をつないでいくのは私」ということを忘れないようにしましょう。

お互い子連れ再婚

「自分一人だけが他人の家」ではなく、お互いに実子、実親という心のよりどころがあります。

ただ、自分の子どもと比べてしまうからこそ相手の子どもに手を焼いた時にイライラしてしまったり、逆に遠慮しすぎてなかなか打ち解けられないこともあります。

子ども同士がママの取り合いで嫉妬し合うこともあり、複数人でバランスを保つのが難しくなることもあります。

お互いに子連れの場合は、一対一の問題ではないので家族全員で時間をかけて、ひとつづ解決していくのがよいでしょう。

セメントベビー

再婚相手との間に新しく生まれた子のことを「セメントベビー」と表現することがあります。「新しい命を育てる」ことに家族全員が一丸となり、絆を深めてくれるきっかけとなります。

しかし、場合によっては男性側がシンママの連れ子に全く興味が持てなくなったり、既にいる子どもとの摩擦を生むこともあります。子どもを産むかどうかは、再婚の前にパートナーとしっかり話し合い計画的に進めましょう。

相談場所を確保する

再婚シンママは、周りに相談できる人がいないことが多いようです。子どもも同じ状況です。

再婚を考えているシンママは、自分の相談先はもちろんですが、子どもも相談できる場所を考えておくとよいでしょう。

WEBサイトにも専門の支援団体や相談窓口がありますが、ステップファミリーとシンママ、シンパパが参加できるサークルなども多数あります。

再婚前に再婚家庭の話を聞いたり同じ環境の家庭と交流を持つことで、そこで会った子ども同士も悩みが話し合えるようになるようです。

NPO法人 M-STEP
http://m-step.org/index.html

まとめ

お互いに子どもがいる、いない、新たな子どもを作る、作らないにかかわらずステップファミリーが強い絆で結ばれるまでには、色々な試練があり時間も必要になります。相談できる場所を持ち、焦らず、行き詰らず、ゆっくり進んでいきましょう。