シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

ママの幸せ=子どもの幸せ!シングルマザー生活を楽しむ方法

ライター 加藤良子

小学生の一人娘と完全に自分のことを人間だと思っているワンコと気ままな二人+一匹暮らしを楽しんでいるシングルマザーです。将来は日本を飛び出して二人で暖かい所に住むのが夢!シングルマザーならではの喜びや悩みを皆様と共有していきたいと思います

Photo ryoko kato

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「シングルマザーは精神的にも経済的にも大変なのでは?」というイメージを抱いている方は多いと思います。しかし実際のところはどうでしょうか?

シングルマザーになって楽しく毎日を過ごしている人も、子どもとの充実した生活に幸せを感じている人もたくさんいます。

今回は、シングルマザーが幸せに生活するヒントをまとめました。

シングルマザーになって良かったこと 

シングルマザーになることをすすめているわけではありませんが、シングルマザーになってみて初めてわかる喜びや幸せがあることも事実です。

家事の軽減

家族の人数が一人減るだけで家事はかなり楽になります。

たとえば、仕事から疲れて帰ってきた一家の主に質素な夕飯を出すのは気が引ける人もいるかもしれません。
晩酌が楽しみな旦那さんであれば、2~3品はおつまみを用意しなければという状況も考えられます。また、食べる時間が違う場合は食器を洗う手間も倍になります。

トイレや洗面所の汚れ方、洗濯物の量も随分変わります。自分も仕事を終えて帰ってきた後で、洗濯物の片付け、掃除、夕飯の支度と片付けを2回して……。

とりわけ世話が焼けるだけで何も手伝ってくれない旦那さんと生活をしていた主婦にとっては、シングルマザー後の生活の方が比べ物にならないほど楽になるでしょう。

精神的自由

好きな人でも、結婚をするとお互い気づかいが必要になります。

旦那さんに気をつかってやりたいことを我慢しなければいけなかったり、姑に気をつかわなければいけなかったりと、結婚生活は色々なことに縛られています。
また、子育てについても意見が衝突したり、結局自分が折れなければいけなくなったりと、なかなか思い通りに物事が進まないのが現実です。

旦那さんとの関係が上手くいっていればストレスにはなりませんが、旦那さんとの関係性によっては何をしていても気が休まらず、精神的に参ってしまう人も多くいます。

シングルマザーになると旦那さんへの気づかいは一切必要なくなります。
自分自身が一家の大黒柱となるため責任はのしかかりますが、自分がルールを決めることができるのでのびのびとした生活ができるでしょう。

経済的なメリット

シングルマザーは経済的に苦しいというイメージが強いと思いますが……、離婚前に比べ経済的に楽になったという意見を聞くことも多々あります。
成人男性が一人減るだけで食費や雑費などの生活費がかなり節約でき、光熱費も安くなります。

特に、働かなかったり、ギャンブル癖のある旦那さんに悩まされていた場合、離婚後、手当や助成金を受けられるようになり「余裕がある生活までとはいかないものの、安定した生活を送れるようになった」と語るシングルマザーの方も実際にいます。

幸せに生活するために心がけていること

ポジティブになる!

思いもよらぬ困難に見舞われることもありますが、何があっても不安な顔を子どもに見せたり、子どもの前で泣いたりしないようにしましょう。

母親の不安な気持ちは子どもにも伝わるため、ただでさえ離婚によって不安な思いをしている子どもの心がさらに動揺してしまいます。
疲れていても、思い通りにいかなくても、自分の時間がなくても、シングルマザーは子どものためにいつもポジティブで明るい存在でいたいものです。

ポジティブな姿勢を貫くことで、一人の時でも自然に「なんとかなるさ!」という気持ちが先行するようになるでしょう。悲しいことがあったとしても、子どもの寝顔や笑顔に癒されて、どんなことでも立派に乗り越えることができるようになります。

女である前に母親!

「内縁の夫による子どもの虐待」というニュースを聞くたびに胸がしめつけられる気持ちになります。シングルマザーが恋愛をするのは悪いことではありませんが、あくまでも最優先すべきことは子どものことです。

悲しいニュースの裏には「子どもよりも恋愛が大事」になってしまった、という現実があります。一度結婚に失敗しているシングルマザーだからこそ恋愛には慎重になるべきで、子どもありきの恋愛をする必要があります。

子どもがいることを相手に理解してもらった上で、子どもとの接し方や子育てに対する考え方などを話し合いながら関係を深めていくようにしたいですね。

経済的な安定

「幸せはお金で買える」という意味ではなく、子どものために最低限必要な収入は確保する必要があるということです。
学費が払えなくて子どもに肩身の狭い思いをさせたり、食べるものがなくて子どもが栄養失調になったりと、日常生活に支障をきたすようでは幸せとはいえません。

受給できる手当の手続きをする、経済的に自立できる仕事を探すなど、収入を安定させる必要があります。途中で困難があっても諦めない気持ちが大切です。

また、収入の確保だけではなく、節約する努力も経済的な安定につながります。徹底的に家計を見直して余分な出費を抑えるよう心がけましょう。

子どもに寂しい思いをさせないこと

離婚当初は理解できていなかったとしても、物心がついて他の家庭との違いを感じるようになり、子どもによってはひとり親家庭に寂しさを感じてしまうかもしれません。

子どもに対してはわかりやすい愛情表現で自分の気持ちを伝えましょう
忙しくて疲れているからといって子どもに当たったり、話を聞いてあげなかったりすると、子どもの純粋な心を傷つけてしまうかもしれません。

悲しいことですが……、犯罪に手を染める子どもの多くは、幼少期に何らかの原因で寂しい思いをした経験をしていると言われており、ひとり親家庭の子どもが多いのも事実です。

話す時間をなかなか取れなくても、置き手紙や交換日記を使ったり、夕食時はテレビを消してお互いにその日にあった出来事を話し合う、という方法もあります。
ちょっとしたコミュニケーションで子どもは安心感を得ることができるはずです。

何もかも自分のせいにしない!

「私のせいで子どもが寂しい思いをしている」「シングルマザーになったから貧乏になった」など、目の前にある問題をすべて自分が離婚したせいにするのはやめましょう
「離婚は自分と子どもが幸せになるための手段だった」と割り切らないと困難を乗り越えることはできないでしょう。

「ゴメンね。ママのせいで……」と子どもに謝りたい気持ちはわかりますが、それを聞いた子どもは不安が増すばかりです。パパと別れた経験がある子どもは、ママもいなくなってしまう可能性があると思い込んでいる場合があります。

子どもの不安を助長しないようにするためにも、悲しんでいる子どもには「ママと一緒に頑張ろう!」と声を掛けてあげてください。

幸せに暮らすためのヒント

シングルマザーならではの孤独を感じた時には、元気になる処方箋を見つけておくことも幸せに暮らすための大きなポイントです。
「明日も頑張るぞ!」という気持ちになれる要素が詰まったブログや本などもきっと役に立つでしょう。

おススメのブログ

サリーハウス☆幸せは日々の中にかくれんぼ

三人の子どもを持つシングルマザーの日常を、ポエム調の文章で綴ったブログです。
震災による被害にも負けず、自らヨガ教室を主催し、日々楽しい話題を提供してくれるブロガーさんです。文章に温かみがあり、なんだか励ましてくれているようでホロリと涙が出る時もあります。写真もおしゃれで可愛く、癒されます。

サリーハウス☆幸せは日々の中にかくれんぼ
http://cutysally.exblog.jp/

基本的に幸せ♡シングルマザーblog

一人息子とのシングルマザー生活の中で気付いたことや他愛もない幸せ、たまに押し寄せる不安などがリアルに表現されているブログです。
関西弁がなんともユルく思わず笑顔になってしまうので、寝る前のリラックスタイムなどに読めば心地よく眠りにつくことができそうです。

基本的に幸せ♡シングルマザーblog
http://ameblo.jp/risu1kumi/entry-12293609640.html

明日は明日の花が咲く シングルマザーの自然体ブログ

シングルマザー歴10年のベテランシングルマザーによる日常の幸せやシングルマザーになって感じたことなどが前向きな文章で書かれています。
特に、女の子を持つシングルマザーには「ウチも~!」と共感できる部分がたくさんあり、自分だけではない! という元気をくれるブログです。

明日は明日の花が咲く シングルマザーの自然体ブログ
https://ameblo.jp/d1r2e3a4m/

おススメの本

シングルマザー生活便利帳 五訂版 2016-2017

シングルマザーである筆者が、自身の経験をもとにシングルマザーに役立つ情報をまとめた本です。あまり知られていない支援制度や申請方法など役立つ情報が満載です。
「シングルマザーだからこそ損をしないように生きていこう!」と希望が湧いてくる1冊になるでしょう。

シングルマザー生活便利帳 五訂版 2016-2017
http://www.amazon.co.jp/dp/4811807863

ひとり親でも子どもは健全に育ちます:シングルのための幸せ子育てアドバイス

シングルマザーが一番気になる「子育て」のヒントをくれる1冊です。
著者は児童精神科医であり、自身の経験を活かしてひとり親家庭の子どもとの向き合い方をアドバイスしています。成長するにつれて子育てに悩む機会が増えますが、そんな時に参考にしたいことがたくさん見つかりますよ。

ひとり親でも子どもは健全に育ちます:シングルのための幸せ子育てアドバイス
http://www.amazon.co.jp/dp/4093114072

子どもの思いは? 

シングルマザーが一番気がかりなのは「子どもが寂しい思いをしているのではないか?」ということではないでしょうか? 小さい頃は自分にパパがいないことを寂しく思う瞬間があるかもしれません。

ただ、子どもは大人よりも気持ちの切り替えが早く、いつまでも寂しい気持ちを抱えたまま過ごすわけではありません。ママの笑顔を見て、友達と楽しく遊んで、おやつを食べて……、と楽しい時間を過ごせることができればそれで十分なのです。

何よりも大切なのは、ママの幸せそうな顔が見れるということです。子どもの心にとってはママの幸せが一番効果的な薬であり、ママの笑顔は子どもに伝染します。


子供は、お母さんが幸せに生きていれば、幸せです。もし、「なんで私には父親がいないんだ」と子供が思い込んでいたとしても、お母さんが自分をしっかりもって、毎日、一生懸命生きているとわかっているなら、いつかは自分が最高に幸せだと気づく日が来ると思います。

幼い頃に両親が離婚してシングルマザーに育てられた女性が書いた記事の一文です。彼女は、成長するにつれて母親への感謝の気持ちが増していったそうです。

出典元:Kigen Woman シングルマザーとその子供は不幸か? ~シングルマザーの娘として思うこと~
https://www.kigenw.net/archives/926

子どもにとってよい環境とは?

  1. 仲の悪い両親のもとで育つ子ども
  2. ひとり親家庭で育つ子ども
  3. 一般家庭で育つ子ども

この三つの選択肢の中で、子どもの心が一番不健康になってしまうのは、1の選択肢の環境で育つ子どもであると私は思っています。

「子どものために離婚はしない方がいい」という意見は、夫婦関係が修復できる状況であれば一理あるでしょう。ただ、子どもの前で険悪な夫婦関係を継続するのが子どもにとって良い環境であるかというと、そうではないと感じる方が多いのではないでしょうか?

子どもと二人の生活で大切なこととは?

大切なのはシングルマザーであるあなた自身が幸せになることです。

「シングル」といっても一人ではありませんよね。かわいいわが子がそばにいる幸せを常に感じながら生活をすることで、自然に笑顔が増えるのではないでしょうか?

「私の子だから大丈夫!」という自信を持って子育てをすれば、いつかあなたの思いが子どもに伝わる日がきっと訪れるでしょう。

最後に

シングルマザーそれぞれ悩みを抱えながら生きていますが、悩みに勝る幸福を得ることで、自分はもちろん子どもも幸せな気分になります。まずは、自分が楽しいと感じることができるような生活を心がけてみましょう。

あなたは今、シングルマザーとして幸せな生活を送っていますか? 今後、シングルマザーになるという方のためにもご意見を聞かせていただけると嬉しいです。