シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

シンママに贈る魔法の言葉10条

ライター オイカワユキコ

小学生の娘と暮らすシングルマザー。「幸せになるために離婚した」をモットーに、個人事業主としてライター・役者・イベントコンサル・シュガーアーティスト・国際交流のNPO など多方面で活動中。

Photo yukiko oikawa

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離婚して父親と母親の役割をひとりでこなしていくのはとても大変ですよね。

こんな筆者でも、夜中に不安に押し潰されそうになったり、自分を責めてしまうのを止めることができなくなることもあります。

そんな時に筆者が自分を励ますために思い出す魔法の言葉を皆さんにも贈りたいと思います。

【1条】「離婚」は正しい選択だった

「離婚をしない方がよかった?」という考えがよぎったら……、「離婚したのは100%正解。離婚は間違っていなかった」とすぐに打ち消してください。

「離婚をしないでいたら」と思う時、過去の夫の姿は2割増しくらいで美化されているでしょう(苦笑)。

仮に同じ相手と再婚することになったとしても「一度離婚したことでお互いを成長させたから再婚できた」のであって、そのままぐずぐずしていても幸せにはなれなかったでしょう。

離婚を後悔して得することは何一つありません。

【2条】もう十分に頑張っています

「もっと頑張らなきゃ」と苦しく思ったら「もう十二分に頑張っている」と自分に教えてあげてください。思うように稼げなくても、思い描いてていたように働けなくても、シンママは最大限の努力をしています。

「頑張らなきゃ」という言葉は、疲れている自分を追い詰めるだけ。無理に頑張ろうとしても上手くいかないでしょう。

「疲れているんだ」ということに気づいてあげましょう。少し寝て、起きた時にすっきり気分が明るくなっていれば、大丈夫。

【3条】一人二役できなくてもいい

「どうして完璧にできないの?」と苛立つこともあるでしょう。そんな時は「二人分はできなくて当たり前」ということに気づいてください。

  • 仕事が忙しくて部屋が汚い時
  • 溜まった洗濯物の山を見た時
  • 夕飯のおかずが出来合いのものばかりだった時

イライラしますよね。
シンママは仕事と家庭、夫婦二人分を一人でこなしているのですから、完璧にできなくても仕方ありません。24時間の中で仕事も育児も家事も完璧にこなそうとしたら時間は足りません。

  • 平日は仕事メイン、主婦業は手抜きしてもよい
  • 休みの日はきちんと家事をする
  • 仕事も家事も投げ出して「まるまる子どもデー」や「自分時間」を作る

など、1週間や1ヵ月の中でメリハリをつけてみてください。子どもデーを作る暇もないほど忙しかったら、オーバーワークの可能性があります。

【4条】頼れる人がいるのはあなたの人徳

「子どもの面倒を親や人に任せきり」と落ち込んだ時には「助けてくれる人に恵まれてよかった!」と考えを転換しましょう。

「シンママだから親に面倒をかけている」というのは思い込みのようです。
筆者は地方都市や観光地の温泉(銭湯)に行く機会が多いのですすが、バァバと孫の組み合わせをよく見かけます。孫同士、バァバ同士も知り合いのようで、井戸端会議ならぬお風呂会議。

会話の内容は、保育園の送り迎え、夕飯の子ども向けメニュー、運動会・遠足・授業参観、第二の子育て、自分の子の婿や嫁の話……。若夫婦は共働き、孫はジジババが面倒を見る、というスタイルも多いようです!

頼れる親がいるのはありがたいこと。親を頼れない筆者としては羨ましい限りです。その代わり、筆者は頼れるママ友に恵まれています。

人に頼みごとをする時は、「いつもごめんね」よりも「いつもありがとう!」と感謝の気持ちを大切にする方が、良い関係を築けます。

【5条】子どもはママのことが大好き

子どもが「パパが好き」というような様子を見せた時、「ママよりパパが好き?」「パパと暮らした方が幸せになれた?」と、自信をなくすこともあります。

パパとは時々しか会えないので、子どもはスペシャルに感じる部分があるでしょう。パパもたまにしか会わないので子どもを甘やかしているのでしょう。

面会を待ち遠しく思ったり、面会の後で「パパと遊べてとっても楽しかった」というようなことを言うこともありますよね。

でも、子どもは「いつも隣にいて当たり前」のママが大好きです。どっちが一番ということではなく、子どもはママが大好きです。

どうしても元夫へのモヤモヤが断ち切れないときは、「パパ大好き」は「孫を甘やかす祖父への『おじいちゃんだーい好き』と同じだ」と思いましょう。

【6条】子どもと一緒にいられるのはシンママの特権

働いて、子育てして、叱って、シンママは元夫より「損をしている」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか?

ただ、子どもと毎日一緒にいられることって特権ですよね?
もし月に一度しか子どもに会えなかったら……、筆者は子どものことが恋しくて、「元気にしているか、きちんと生活しているか」と心配で夜も寝られないでしょう。

【7条】今日が良ければそれでよし

日々の仕事に疲れて「このままでよいの?」「人生の目標ってなんだろう」と、不安に陥ることもあるのではないでしょうか?

10代、20代のころは「将来こうなりたい」という夢に向かってまい進しますが、30代、40代になってくると自分の能力の限界もみえてきます。シンママだけに限った話ではなく、中年になると将来が心配になるようです。

でも、シンママが強いのは子どもがいること。女手一つで子どもと普通に暮らしていることって、すごいことだと思いませんか?
「今日も一日子どもの生活を守ること」が人生の目標でもよいのではないでしょうか? 「仕事が終わって子どもと手をつないで寝る時が一番の幸せ」も素敵ですよね。

【8条】シンママは綺麗

自分のために時間もお金も使える若い女子社員や、自分のお小遣いを得るために働いている余裕のある主婦を職場で見て、「私はおしゃれするお金も時間もない」「もう半年以上美容院に行ってない」と悲観してしまうこともあります。

そのような時は思い出しましょう。家族のために一生懸命働いている他のパパを素敵と思うのと同じように、ノーメイクでも、寝不足でも、家族を守っているシンママは内面からの美しさ、強さを発しているようです。

清潔感を損なわないようにしていれば最低限のおしゃれでもOK! 一番きれいなのはあなたの笑顔。卑屈にならずスマイルで!

【9条】あなたは自由!

趣味や恋愛など子ども以外のことに関心を持ったり、自分の洋服を買うことに後ろめたさを感じてしまうシンママもいます。

自分が働いたお金です。普通の主婦と同じように、自分の趣味に時間を使っても、友達と遊びに行っても問題ありません。

既婚者が誰かにドキドキしたりするのは気が引けますが、シンママは独身。異性に惹かれても、男性に見てもらいたくておしゃれしてもよいのです!

【10条】お手伝いは子育てのひとつ

お手伝いをさせると、子どもは可愛そうなのでしょうか?

「家事のできない大人を育ててしまったら母親として恥ずかしい」と逆に思いませんか?
片付けられない一人暮らしの大学生、社会人になった子どもの家の掃除に行く親、というような話も聞きますが、勉強よりも何よりも、自分一人できちんと生活できるように育ってほしいですよね。

お手伝いも教育の一つと考えましょう。また、子どもは親の役にたって褒められることがとても嬉しいのです。

お手伝いしてもらう時はなるべく一緒に、親子での会話やコミュニケーションも楽しみましょう。そうすることでママ自身も家事が楽しくなります。

まとめ

一人で不安を話す相手がいない夜もあると思います。そんな時に思い出してみてください。
ママモワカフェなどで不安を吐き出すものよいですね!