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同じ人と再婚…?果たしてうまくいくの?!

ライター 肉球ねこ美

小学生男子と未就学児女子2人を育てる×2のフルタイム勤務のアラフォーシングルマザー。得意分野は子育て、離婚、再婚、恋愛、ワーキングマザーネタ。毎日忙しすぎて昨日の記憶がないのが最近の悩み。

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一度離婚した相手との再婚。
離婚を決めたときは「もう一緒にいるのは無理」と思い、離婚届を提出したはずですよね。そんな風に離婚した夫婦が再婚して、果たしてうまくいくのでしょうか?

離婚原因や離婚後の関係にもよりそうですが、今回は離婚後の復縁と再婚について調査してみました。離婚後、同じ人と再婚することについて知りたい方は是非参考にしてくださいね。

同じ人と再婚する割合は?

公式なデータはありませんが、お笑い芸人の東野幸治さんの例や女優のキムラ緑子さん、ほっしゃんの例もあるように、同じ人と再婚する人も一定数いるようです。

今の日本では、3組に1組のカップルが離婚を経験し、4組に1組が再婚しています。その中に一度離婚をした相手同士の再婚があっても、おかしくはないですよね。

離婚は結婚するとき以上に「負のエネルギー」を使うので離婚直後は復縁を考えることは少ないでしょう。
ただ、一人きりで仕事や子育てを頑張っているとき、休日に家族連れを見たときなど、ふとしたときに離婚した元夫と復縁を考える、または希望する人は意外と多いようです。

実際に、離婚後も連絡を取り合っていてやり取りも良好な場合、「もう一度やり直したい」と、自然に考えるようになるようです。

相手から急に離婚を切り出され本人が納得できていないというケースでは「想い」を残したままでいるでしょうし、その場の勢いでケンカ別れしたなどの場合は、別れた後に相手への想いに気が付き後悔することもあるでしょう。

筆者の知り合いにも1組だけ離婚後再婚をしたカップルがいました。

性格の不一致で離婚されましたが、その後2年程たって離婚前に居住していたマンションで同棲を開始(夫側が住み続けていたマンション)、そして再婚という流れだったようです。

このカップルにはお子さんがいらっしゃらなかったので、割とスムーズにいったのかもしれません。

ただ、出ていった側の奥様は「同じマンションの住人から幽霊をみるような目でみられてきつかったわー」とおしゃっていました。再婚後に以前と同じ場所に住む場合は、なにかしらの形で、近隣の方へは挨拶したほうがよいのかもしれませんね……。それもちょっと辛そうですが。

同じ人と再婚 問題になるのは?

周囲の人の反対

周囲、とりわけ親は同じ人との再婚に反対することが多いのではないでしょうか? 特に、離婚に反対していた場合などはその傾向が強いように思います。

離婚する際の自分の様子を思い出してみてください。両親の前で「泣き、傷つき、ボロボロになっている娘の姿」を見せていませんでしたか?

その姿を見ている親が「同じ人と再婚する」と聞けば、また我が子がボロボロになり傷つく姿を想像するはずです。
「子どもが苦しんでいる姿は見たくない」というのが親心ではないでしょうか? 筆者も4歳になる娘がいますが、大切な娘が傷つく姿など絶対に見たくないと思っています。

もし、同じ人と再婚するのであれば、二度とそんな姿を見せない覚悟が必要ですし、そんな姿を見せないという説得も必要ですよね。

あなたと離婚した夫は一度結婚をしたくらいですから、愛情や情がありますよね。それに対し親は第三者。情などのバイアスがないだけに冷静な判断ができるため、うまくいかない未来が想像でき反対するのかもしれません……。

「もう一度元夫と再婚したい!」という気持ちを否定するわけではないですが、周囲や両親が反対する理由をきちんと聞いて冷静に判断してくださいね。

離婚の原因を根本的に解決しないと離婚を繰り返すことになる

性格の不一致、浮気、DV、モラハラ(モラルハラスメント)、生活費を渡さない、子どもへの愛情が感じられないなど、離婚の理由は様々です。

再婚を考える前に離婚原因をもう一度考えてみましょう。

離婚をしたからといって、性格もそうですが、考え方や生活様式などもそう簡単には変わらないと思います。

「性格の不一致など勢いで離婚し、その後に話し合いを重ねて理解しあえればうまくいく」可能性もあるかもしれませんが……、DVやモラハラ、生活費を渡さない、浮気などの場合は慎重に検討した方がよいでしょう。

DVやモラハラは簡単には治らないでしょうし、浮気や不倫を更正してくれたとしてもあなたの心に残った傷やトラウマは一生消えることはないと思った方がよいでしょう。

「もしかして、もう一度やりなおしたら上手く行くのでは」というような希望的観測や「離れてみて大切さがわかったから」などで、再婚を考えているようなら、その前に「なぜ、前回うまくいかなかったのか」改めて考えてみてくださいね。

宇多田ヒカルさんの母、藤圭子さん(故人)は、同じ人と再婚を7回したそうです。口論がきっかけでそのまま離婚し寂しくなってまた再婚……、を繰り返していたとか。子どもであった宇多田ヒカルさんはどう思っていたのでしょうか?

再婚するときは、色々なハードルを乗り越えていくのでドキドキ・ワクワクすると思いますが、再婚後はいつもの日常が待っています。結婚前とさほど変わることのない日常に我慢できますか? その点もしっかり考えてみてくださいね。

離婚再婚を繰り返すことで子どもが傷つかないか? ということも考えなくてはなりません。学校の問題や子どもの気持ちをまずは一番に検討みてくださいね。

同じ人と再婚する場合、戸籍はどうなるの?

元夫と再婚する場合も、「婚姻届」を提出します。

感覚的には「再婚届」があってもよさそうな気もしますが、婚姻届の提出方法は結婚時と全く同じです。成人した証人が二人必要なのも一緒です。

また、社会保険や国民健康保険の加入は再度手続きが必要となります。
この場合、妻の年収が130万円未満であることが扶養に入る条件になりますのでお気をつけくださいね。年金も同様で、厚生年金や共済年金の「第3号被保険者」として認められるのは年収130万円未満の方のみです。

子どもの戸籍は?

元夫と復縁する際に、多くの女性が不安に感じているのが子どもの戸籍についてではないでしょうか?

筆者は別の男性との再婚経験があります。その場合には、「養子縁組届」の提出が必要でしたが(筆者はバツ2ですので養子縁組解消についても詳しいです。それはまた別の機会に)、離婚した元夫との再婚の場合は少し異なります。

前回の離婚で子どもの戸籍が元夫の戸籍にある場合

再婚する際に、元夫の氏を名乗る再婚であれば、婚姻届けを提出するだけで特別な手続きは必要ありません。
妻の名を名乗る再婚の場合は、子どもが妻の戸籍に入籍する手続きが必要です。

前回の離婚で子どもの戸籍がシングルマザー戸籍にある場合

婚姻届を提出して夫の籍に入っても、子どもはママの戸籍に残されたままになります。つまり、子どもだけママの戸籍に残されている、という状態となるわけです。

ただ、実の子であることは離婚していたとしても戸籍上は変わらないので、婚姻届と一緒に子どもの入籍届も提出すれ解決します。

住民票などの転入出届は結婚離婚時と同じ手続きとなるので、管轄の区役所で手続きをしてくださいね。

なお、夫の戸籍には一度目の離婚時に妻の欄には「除籍」と記載されます。再婚するとその下に新たに婚姻したことが記載されます。

「同じ人と入籍するのだからそんな面倒なことをしなくても……」と思ってしまいますが、これは人が生まれてから亡くなるまでの戸籍の形跡を残すためだそうです。

何回でも復縁できる?

民法上離婚再婚についての回数制限はありません。ですから何回でも離婚・再婚することが可能です。前述したように、宇多田ヒカルさんのご両親は7回の離婚と再婚を繰り返しています。

ただ、離婚時の様々な手続きを考えると「そんな簡単に離婚届を出さなくても……」と感じてしまうのは私だけでしょうか?

婚姻届も離婚届けも書いて提出するのは簡単ですが、離婚後の手続きは想像以上に面倒です。再婚するのであれば、一旦別居や実家に帰るなどで、まずはしばらく距離をおくことをおすすめしたいです。

再婚禁止期間は除外される?

女性は前婚の解消又は取消しの日から起算して100日を経過した後でなければ再婚をすることができない、と民法第733条(再婚禁止期間)で定められていますよね。

再婚禁止期間は子どもが不安定かつ不利な立場になるのを防ぐための規定でもあります。
離婚後すぐに女性が再婚し子どもが生まれると、再婚後の夫の子どもなのか離婚前の夫の子どもなのかわからなくなってしまう、という背景がありました。

同じ人と再婚する場合には、生まれてくる子どもの父親は同じと定義されるので、再婚禁止期間は除外されます。

まとめ

「同じ人と再婚したい……」という想いは筆者にもわかるような気がします。

一度は好きになり愛し合った相手ですし、なんとなくの安心感もありますから「もう一度一緒になったら」と考えることもあるでしょう。

ただ、その場合、「暴力がなければ」だとか「子どもをもっと可愛がってくれたら」「借金癖がなければ」などと条件がつく場合は要注意だと感じています。

離婚の原因、その根本がどんなものだったのかをよく思い出し冷静に考えてみてくださいね。
周囲に心配や迷惑をかけてしまった場合の離婚再婚であれば、その周囲への説明や理解を得ることも必要不可欠です。

もし、相手との話し合いも充分にでき周囲の理解も得られれば、「同じ人と再婚」という選択もありなのではないでしょうか?

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