シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

シングルマザーになってから後悔しないように確認しておきたいこと

ライター 加藤良子

小学生の一人娘と完全に自分のことを人間だと思っているワンコと気ままな二人+一匹暮らしを楽しんでいるシングルマザーです。将来は日本を飛び出して二人で暖かい所に住むのが夢!シングルマザーならではの喜びや悩みを皆様と共有していきたいと思います

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「何でもいいからとりあえず別れたい!」と思い後先考えずに離婚をしてしまい、少し落ち着いてから後悔する方もいるようです。

シングルマザーはどのようなことで後悔することが多いのでしょうか? 離婚を考えている皆さんは、離婚後に後悔しないように是非参考にしてください。

感情的になっていない?

離婚した相手と再婚するという話を聞くこともあります。個人的には考えられませんが……、きっとケンカの延長で離婚してしまったのでしょう。

離婚原因には色々ありますが、不倫など異性関係が原因で離婚する場合、相手のことが実はまだ好きなのに離婚するケースもあります。もし、愛情が薄れていたら、浮気されたとしても憤慨しないでしょう。

ただ、「浮気する人は何度も繰り返す傾向がある」と言われているので、離婚を考え直す方が一概によいとは言えません。きっぱりと諦めて離婚するか、「私が彼を変えて見せる!」という強い意思を持って離婚を考え直すかを決断しなくてはならないでしょう。

パートナーのことは好きだけれど嫁姑の関係がうまくいかずに離婚する、というケースもありますよね? この場合もパートナーに対する愛情がまだ残っているので、何かのきっかけで復縁する可能性が高いようです。

結婚する時に当人同士の気持ちが大きなポイントになるのと同じように、離婚する時も当人同士の気持ちが肝心です。

許せる気持ちが少しでもあるようなら、お互いに努力すれば関係を修復することも可能ではないでしょうか? 後悔しないためにも自分の気持ちに素直になってみましょう。

金銭的な問題

テレビで観るようなセレブなシングル生活ができるのは一部の人だけで、多くのシングルマザーは仕事と子育てに追われて、肉体的にも精神的にも経済的にも余裕がない日々を過ごしています。

「よく考えたけど、やはり離婚したい!」という場合は、子どものためにも離婚後に後悔することのないように金銭面の取り決めはきちんとしておきましょう。

例えば養育費。養育費は自分のためではなく子どものために支払われるべきお金です。「一銭も要らないから早く別れて!」と思う気持ちもわかりますが、父親としての自覚を持ってもらうためにも請求すべきです。

財産分与や慰謝料などについても公正証書を作成し、いざという時に公的な効力を使えるようにしておきましょう。

さらに、離婚後の仕事についても目星をつけておくと、離婚後の生活を不安なくスタートできます。

偏見の問題

離婚率が高くなっているとはいえ、シングルマザーに対する偏見はまだなくなったわけではありません。

母親と子どもしかいない家庭について、近所の人たちから干渉されたり偏見を持たれたりすることもあるでしょう。子どもが通う学校で、同級生の親に根も葉もない噂を流されたり、子どもが残酷な言葉を投げかけられたりすることもあります。

こうした偏見には気にしないことが最善の対応策です。子どもを巻き込むのは非常に辛いですが、母親が強い心を持ってたっぷり愛情を注いであげれば偏見に負けない強い子に育ちます。離婚をする際は覚悟を決めましょう。

子どもの問題

離婚する時に一番問題となるのが親権だと思います。「私が育てます!」と思っていても、相手も同じ気持ちでいるかもしれません。

親権は母親が持つケースが多いですが、シングルファザーの数が最近増えているのは親権を主張する父親が増えてきている証拠でしょう。

「早く離婚したいから」と、親権を放棄して子どもに会えなくなったら必ず後悔します。子どもにしてみても母親に会えないことほどつらいことはありません。

ただ、子どもの前で親権争いをすると、「自分のせいで両親が喧嘩をしている」と罪悪感を感じて自分の存在価値を見出せなくなってしまう、というマイナスの影響も考えられます。

親権についてもめるようなら、当人同士ではなく第三者に入ってもらうとスムーズに解決します。弁護士に依頼をするか、親族などで間に入ってくれそうな人がいれば頼んでみましょう。

精神的な問題

シングルマザーになると、仕事、家事、子育てで時間に追われることになります。特に近くに頼れる人がいない場合、一人での子育てにストレスが溜まり、精神的に不安定になるケースもあるようです。

シングルマザーはどのような生活をしているのか、離婚前に確認しておくことはとても重要です。

準備はしっかりと!

離婚してから後悔しないようにするためには、経済的な準備だけではなく心の準備も必要になります。

離婚にはエネルギーが必要なので「離婚後のことまで考える余裕がない」という方も多いようですが、離婚後の子どもとの生活を幸せなものにするためにもしっかりと準備を整えておきましょう。