シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

非課税世帯ってどういうこと?

ライター オイカワユキコ

小学生の娘と暮らすシングルマザー。「幸せになるために離婚した」をモットーに、個人事業主としてライター・役者・イベントコンサル・シュガーアーティスト・国際交流のNPO など多方面で活動中。

Photo yukiko oikawa

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シンママになって色々な手続きをする際に「非課税世帯」という言葉を耳にすることがあります。ただ、「自分は非課税?」「非課税だとどうなるの?」など疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

今回は「母子家庭の非課税世帯の基準と扶助」について、簡単にお伝えしたいと思います。

所得税、住民税とは?

皆さんが納める基本的な税金は「所得税」と「住民税」です。

  • 所得税
    国に納める税金
  • 住民税
    都道府県に納める「都道府県民税(東京都は都民税)」と市区町村に納める「市町村税(東京都23区は特別区民税) 」

所得税非課税とは?

収入-経費(給与所得の場合は給与控除)=所得
所得-各控除=課税対象所得

となっていますが、この課税対象所得が0円もしくはマイナスということです。

シンママの場合は

  • 扶養家族のうち扶養控除対象の人数
  • その他適用できる控除

によって、課税対象所得0円となる所得の金額は変わります。

住民税非課税とは?

住民税は均等割と所得割で納税しますが、均等割も所得割も非課税の場合を「住民税非課税」と言います。
どちらかでも払っている場合は「住民税非課税」にはあたりません。

計算方法はとても複雑なので、シンママの場合は「所得が125万円以下(給与の収入が204万4000円未満)なら非課税になる」と覚えておきましょう。なお、住民税は、お子さんの人数や年などの影響を受けません。

詳しい計算方法が知りたい方は、『母子家庭 「知っている」と「知らない」では大違い!?住民税のキホン』をご覧ください。

非課税世帯とは?

「非課税世帯」とは、一般的には、所得税ではなく「住民税非課税(=均等割も所得割も非課税)」であることを指します。

「非課税世帯」になると「住民税」を支払う必要がなくなり、その他にも色々と優遇を受けることができます。

例えば、住民税非課税の場合、

  • 国民保険料の減免
  • 臨時福祉給付金の支給
  • 高額医療制度の個人負担額減免
  • 自治体実施の定期健診割引
  • 予防接種割引
  • 介護サービス料割引
  • 子どもの保育料の減額
  • 入院中の食事の自己負担額の減額
  • がん検診料金の免除

などの扶助があります。

※自治体によっても異なり、申告も必要なので詳細はお住まいの自治体に確認してください。

まとめ

所得や税金の話は難しく自分の所得や納税額を把握していない方も多いと思いますが、少ない生活費だからこそ無駄にしたくありませんよね。

「自分の所得」「税金を余計に支払っていないか」「利用できる支援制度」をきちんと確認しておきましょう。