シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

夫から離婚したいと言われてしまった……どうすればいいの?

ライター 森本由紀

1児の母。12年の結婚生活を経て40代で離婚しシングルマザーに。現在は行政書士・カウンセラーとして活躍するかたわら、ライターとしても執筆活動を行っています。

Photo yuki morimoto

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夫から「離婚したい」と言われたら

id171\_01急に夫から離婚を切り出されたら、誰でもショックを受けるはず。でも、まずは冷静になってみてください。夫がなぜ離婚したいのか、その理由を確認することから始めましょう。

離婚に応じたくないなら

自分の浮気などが原因の場合、裁判になったときに負けてしまいますから、離婚の要求を飲むほかないでしょう。けれど、そうでない限りはすぐに離婚に応じる必要はありません。結婚したときと同様、離婚するときも2人が合意したうえで離婚するのが原則。夫の一方的な要求を飲む必要はないのです。

夫が離婚したい本当の理由は何?

男性側から離婚を言い出す場合、背後に浮気相手がいるケースがあります。本当は浮気相手と一緒になりたいのが理由なのに、「性格が合わない」といった嘘を言って離婚を要求してくる可能性も。夫に怪しい行動がないかどうか、注意深く観察しましょう。場合によっては、探偵をつけて調べた方が良いときもあります。もし本当に浮気が原因なら、浮気相手にも慰謝料を請求できますから、証拠を取っておきましょう。

 

離婚の悩みはひとりで抱え込まない

id171\_02離婚の悩みは、他人に話しにくいもの。けれど、ひとりで悩んでいると、悪いことばかり考えてしまいがちです。できれば誰かに話を聞いてもらうようにしましょう。

身近で味方になってくれる人はいる?

「周りに心配をかけたくないから……」と、親や兄弟姉妹へ相談するのをためらう人もいます。けれど、困ったとき頼りにできる身内がいるのは心強いものです。仲の良い友人に話を聞いてもらうのも良いでしょう。身近に離婚経験者がいれば、きっと親身になって話を聞いてくれるはずです。

専門家に相談することも検討

離婚の悩みは、離婚カウンセラーに相談することができます。法律面に関しては弁護士に相談する方法もあります。どちらも費用がかかる場合もありますが、客観的な立場から実践的なアドバイスがもらえます。

離婚に応じるなら準備をしっかりと

id171\_03離婚に応じる決心がついた場合にも、すぐに離婚届に捺印する必要はありません。離婚する前にやっておくべきことがありますから、準備が整ってから離婚届を出しましょう。

仕事や住まいは見つかっている?

離婚してシングルマザーになるのなら、自分自身が働いて子どもを養わなければなりません。仕事についていない人は安定した収入が得られる仕事を探しましょう。また、現在の住まいを出ていかなければならないこともあるはず。実家に帰らないのであれば、引っ越し先も探す必要がでてきます。

離婚の条件について夫と話し合い

自分が子どもを引き取るなら、夫に養育費を支払ってもらわなければなりません。養育費をいくらにするか、子どもとの面会をどうするか、その他財産分与や慰謝料などの離婚条件について、夫と話し合いをしましょう。夫婦間で取り決めした内容は、離婚協議書にして残すのがオススメ。養育費や慰謝料など金銭の支払いがある場合には、公正証書を作っておくと安心です。公正証書とは、法律に沿って書かれる公文書のこと。これがあると、債務者の支払いが滞った場合などに、裁判所の判決を待たず強制執行の手続きができます。

 

まとめ

夫に離婚を要求されたときには、「一方的に離婚させられるのではないか?」という恐怖感から焦ってしまうこともあるはず。けれど、離婚はそんなに簡単にできるものではありませんから、冷静になることが大切です。離婚に応じるにしても、じっくり時間をかけて考えて、準備をしてからにしましょう。