シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

楽なだけじゃない?シンママの実家暮らしのデメリット

「実家で暮らす」ということは、家族の数だけ考えがあるということ

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基本的に実家暮らしはありがたいもの

子どもを一人で抱えて働くシンママにとって、サポートを受けられる実家暮らしはありがたいことです。家の中に人が多くいることや、家賃がかからないことなど、メリットはたくさんあるでしょう。でも、実家暮らしには意外なデメリットもあるんです。

両親がどこまでサポートしてくれるか

実家で暮らしながら仕事・家事・育児をしていく場合、家族(特にご両親)からどこまでサポートを受けられるのか、ということについてよく話し合っておく必要があります。
安易に「シンママになっても実家で暮らせるから大丈夫」と考えていると、思ったよりサポートが受けられずに困ったり、意見の違いで家族とケンカしたり…ということになりかねません。

 

実家暮らしのデメリット1 子どものケア

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「誰かがみていてくれる」という気のゆるみから起こるアクシデントに注意

これは実家暮らしのシンママに限らず、普通に結婚してご夫婦で暮らしている家庭にもいえることですが、みんなが「誰かがみていてくれるだろう」と考えていて事故が起こる、ということがあります。
「誰かが帰ってくるだろう」と全員出かけて子どもが家に入れなかったり、取り残されてしまったり。家族に頼らないシンママには起こらないようなアクシデントですので、ちょっとした気のゆるみには注意が必要です。

実家の両親にとっては「孫」、教育方針の違いがストレスに

市販のお菓子はあまり食べさせたくないのにおばあちゃんが食べさせてしまう、パソコンやスマートフォンなど「まだ早い」と思っているものを買い与えてしまう、など、教育方針に関するストレスもあります。
実家のご両親にとって、シンママの子どもは「我が子」ではなく「孫」です。子どもをみてもらう時に、自分の教育方針と違うことはある程度我慢して、どうしても譲れないことは話し合うのが大切でしょう。

実家暮らしのデメリット2 手当・支援

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実家暮らしだと手当が減額されたり、支給されなかったりすることも

実家暮らしを始めてから役所に児童扶養手当の手続きに行ったら、家族全員の所得が高くて支援が受けられなかった、ということがあります。
実際には家族から援助を受けておらず、家にお金を入れていたとしても、書類上同居している家族の所得が高いと援助が受けられなくなる可能性が高いです。所得等の基準は地域によって違うので、よく確認しておきましょう。

厚生労働省「児童扶養手当Q&A」(PDF)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/osirase/dl/141030-1b.pdf

保育所に入所できないケースも

実家暮らしの場合、おばあちゃん(シンママの母親)が専業主婦だと「家で子どもをみてくれる人がいる状況」とみなされ、保育所に入所できないことがあります。
他にも、無認可保育園や幼稚園で子どもを預かってもらうことができますが、保育時間が短めだったり、費用が高めだったりします。詳細は地域や施設によって違うので、事前によく確認しましょう。

参考:品川区「保育所等入所選考基準」
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/page000024000/hpg000023993.htm

 

まとめ

いかがでしょうか。私の場合は離婚後に公営住宅へ入居が決まり、後から無職になったバツイチの母を呼び寄せたので「実家暮らし」とはちょっと違うのですが、「実家暮らしだと楽でいいね」とよく言われることに違和感がありました。

今は母も仕事が決まり、娘も大きくなったので近所で別々に暮らしていて、この距離感がベストだと感じています。子どもの成長や家庭の環境によっては、実家暮らしでない方が楽な場合もあるかもしれませんよ。


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児童扶養手当だけじゃない!シングルマザー(母子家庭)が頼れる支援制度をまとめてご紹介


ライター:木野紫
4歳の娘を抱えてスタートしたシンママライフも10年以上。PC操作もできない状態からキャリアアップし、現在は貿易業務とライターを兼務する。趣味は娘とカフェめぐり。