シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

シンママ要チェック!会社を見極める求人情報の見方

ライター cestalavie

本業とは別にライターを始めて1年。現在キュレーションサイトなどで執筆活動中。シングルマザー歴は6年。3人の子どもと、去年仲間入りした猫との生活を楽しんでいます。

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求人情報を見る前にするべき大事なこと

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シンママは、「すぐにでも働かなければ!」とやみくもに職探しをする方が多いのですが、ちょっと待って! とりあえずの職探しは、実はとても危険です。今の生活スタイルに合わない職場に勤めても、早々に辞めてしまうことにもなりかねません。

まずは勤務条件を決める

仕事を探す前に、今の生活スタイルから考える『希望とする最低条件』を作りましょう。「これだけは!」という勤務条件をしっかりと決めることで、仕事を探しやすくなったり、面接時の質問にもきちんと答えることができたりします。まずは、次の4つのポイントについて考えてみてください。

ポイント1:生活に必要な収入の目安

毎月の食費や光熱費、家賃、教育費など、できるだけ詳しく家計を洗い出し、最低限必要な金額を決めましょう。また、近くに頼れる人がいない場合には、子どもの預け先などにかかる費用もある程度入れておくことが大事です。ここで算出した金額以上の収入を見込める仕事を探すことが目標です。

ポイント2:勤務時間・残業時間

子どもが小さいときには、保育園の送り迎えなど時間の制約が多いシンママですが、「絶対9時~17時!」と頑固になっていては、求人の幅もせばまってしまいます。
また、残業に関しては「できません」の一点張りでは、面接での印象も悪いですし、運よく入社できたとしてもその後の良好な関係は望めません。「毎日は難しいですが、やむをえない場合は○時間程度ならできます」と言えるようにしておきましょう。子どものお迎えなどについては、実家の家族にお願いしたり、延長保育や学童を利用したりすることも検討してください。子どもの預かり援助を行っているファミリーサポートセンターが近くにないか、調べてみるのもおすすめです。

ポイント3:通勤時間(距離)

保育園の送り迎えや子どもが帰ってくる時間に合わせて、通勤時間(距離)の許容範囲をあらかじめ決めておくことをおすすめします。通勤場所は何となく考えているという方が多いですが、近場でも交通機関などの関係で時間がかかることもあります。意外と見落としがちなポイントですので、あらかじめ確認しておきましょう。

ポイント4:休日

子どものことを考えると、土日のお休みが一番の理想です。基本はそれでも良いと思いますが、勤務時間同様、土曜保育やファミリーサポートセンターなどを利用し、「半日だけ」や「月に2回程度」など土日出勤の融通を作っておくことが必要です。

参考:厚生労働省「子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)について」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/ikuji-kaigo01/

ファミリーサポートセンターとは、地域で運営されている事業で、子どもの預かり・送迎・育児の援助を希望する人と援助を行う人との連絡や調整などを行っています。

シンママの求人情報チェックのコツ

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最低条件を決めたら、いよいよ仕事探しです。条件に合う仕事をリストアップし、応募を検討しましょう。そのときには、求人情報のどんなところをチェックすれば良いのか、仕事探しのコツをご紹介します。

【コツ1】正社員にこだわらない

シンママに限らず、就職することはとても大変。正社員ならなおさらです。初めのうちは正社員で探しても良いとは思いますが、そこにこだわるのではなく、上記の「最低条件」をクリアしているかという点が重要です。長く働き続ければ、正社員登用や時給アップの可能性もあります。今の段階では正社員にこだわりすぎず、なるべく無理なく長く働き続けられる仕事を探してください。

【コツ2】業種・職種にこだわらない

女性が希望する職種の人気No.1は、平日勤務で残業なしの「事務職」だそうです。けれど、シンママがその職種につくことはまれなもの。自分のつきたい業種・職種よりも、最初に考えた「条件を満たした仕事」を選ぶことが大事です。また、「男性がやるような仕事だから」「経験がないから」と尻込みするのはもったいないこと! 企業はやる気のある人材を求めるものです。思い込みを捨てて、疑問点は応募時に確認するようにすれば、職種の幅を広げることができますよ。

【コツ3】「主婦歓迎」の言葉にのせられない

ときどき、求人情報に「主婦歓迎」という言葉がみられます。一見、休みや勤務時間などに融通がききそうですが、逆に、そのような職場は思うように休みが取れないことがあります。休日と仕事が重なってしまい、休日に行われる子どもの学校行事等に参加できなくなってしまうことも考えられます。それよりもフリーターや学生が多い職場の方が、時間的にも融通がききやすいようです。早出出勤などがあれば、シンママも助かりますね。

支援制度を活用する

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仕事探しはハローワークの窓口がおすすめ

求人情報は、ネットや貼り出されたものを見ることが多いかと思うのですが、シンママはハローワークの窓口で、「特定求職者雇用開発助成金」の制度を利用している企業がないかを相談してみるのもおすすめです。この制度は「シングルマザーの採用に助成金を出す」というもので、思わぬ仕事に巡り会えることがあります。良い条件での仕事が見つかる可能性も高いですよ。

資格取得も視野に入れて

また、急がば回れというように、資格を取得してから仕事を探すこともひとつの手です。「母子家庭自立支援給付金」「高等職業訓練促進給付金」など、国による資格取得を応援する事業を利用しても良いでしょう。資格を取っていれば、就職にはとても有利になります。

参考:厚生労働省「母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062986.html

 

まとめ

実際、シンママにとって働きやすい職場はなかなか見つからないもの。求人では自分の決めた最低限の条件をもとに、長く働き続けられるかどうかを重視してください。長く働くことで経験やスキルが身につきますし、何度も職を変えることなく精神的にも安定することができます。今回ご紹介した内容を参考に、良い仕事を探してくださいね。