シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

これってモラハラ?夫の言動をチェック!

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目に見えないダメージが家庭の崩壊につながる場合もある

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離婚の原因としても頻繁にあげられる「モラハラ(=モラルハラスメント)」。知らないうちに、いつのまにか被害者になっていることもあります。「なんだか最近、夫といるのがつらい……」「夫が帰ってくるのが怖い……」というような方は、モラハラに遭っている可能性があるかもしれません。夫がモラハラの特徴に当てはまっていないか、確かめてみましょう!

そもそも、ハラスメントって?

嫌がらせ、いじめを意味し、英語では、苦しめること、悩ませること、迷惑の意。

引用:goo辞書「ハラスメント【harassment】の意味 – 国語辞書」
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/179796/meaning/m0u/%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88/

パワーハラスメントやセクシャルハラスメント、アカデミックハラスメントなど、ハラスメントにもたくさんの種類があります。

数あるハラスメントの一つ、モラルハラスメントとは?

言葉や態度で、相手を精神的にいじめる行為です。嫌みを言ったり無視をしたり、わざとらしい舌打ちやためいきをついたりなど、隣にいないとわからない行為です。最近では、芸能界でもこのフレーズが離婚原因の一つとして話題になっていますよね。モラルハラスメントがきっかけで家庭崩壊もあり得るのです。

どうして周りの人は気がつかないの?

外傷が残るような肉体的ダメージではなく、精神的な嫌がらせを受けるので、なかなか第三者にはわかりにくいのが特徴です。また、被害者はそれを証明しづらいので、解決するのにも時間がかかります。

こんなことをされたらモラハラかも!夫の行動を振り返ってみよう

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いくつかのパターンをあげてみます。夫がこんな言動を取っていないか、確認してみましょう。

悪いことはすべて人のせいにする

外で嫌なことがあると家庭に持ち込む……、というのはよくありがちなのですが、その鬱憤をまったく関係のないところで発散させることも。例えば、普段は気にもしないようなことにクレームをつけたり、お子さんのことも「お前がきちんとしないから。俺のときはこんなのではなかった」と言ったり。ちょっとでも悪いことがあると、すべてこちらのせいにしていませんか?

第三者にはとってもいい人

両家の親やご近所など、家族のことをよく知っている人に対しては、とても良い夫であり、とても良いパパです。会社での評判も良かったりと、一歩外に出ればとてもモラハラをするような人には見えません。きっと演じているのでしょう。これはモラハラが周囲に気づかれにくい原因の一つでもあります。

束縛がきつい

夫自身は率先して外部と接触しようとはしないタイプが多いので、こちらがお子さんの行事で出かける場合であっても、事細かに行動をチェックして、規制や拘束をしてきます。あげくの果てには、「なんで行くの?」「なんで必要なの?」「いくらかかるの?」「誰のお金で行っているの?」と責め立ててくることも。

常に王様状態で、人の優しさを感じとらない

夫は自分の言動が絶対なので、機嫌が良くないときには、こちらがどんなに尽くしても受け入れません。普段、家族のために頑張ってくれているからとサプライズやおもてなしをしたところで、返ってくる言葉は、「誰がやってほしいと頼んだ」などの暴言だったり、無視を貫かれたりします。

モラハラがお子さんに与える影響は?

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お子さんはお母さんの気持ちの揺れを察知しています

モラハラ夫となんとかうまく暮らしていこうと、怒らせないように細心の注意を払って行動しているところを、お子さんはしっかりと見ています。お母さんが精神的に追い詰められている姿を見れば、不安になったり笑顔が減ったりと、知らず知らずのうちに影響が出てしまうのです。

お母さんが落ち着いているときじゃないと甘えられない……

夫の出勤を見送った後の何とも言えない安堵感と脱力感。そのホントのお母さんの姿を見たとき、お子さんはきっと甘えてきます。「ママ見て!」とばかりにアピールしてきたり、時には悪さもしてくることでしょう。でもそれは、夫がいるときはお母さんが自分のことでいっぱいになってしまうから。やっと自分に順番が回ってきたという感じで甘えているのです。

お子さんを安心させてあげることが大切

朝から疲れ果ててしまっていることもあると思いますが、あなたの一番の理解者はお子さんです。遊んであげる力が残っていないときもあるでしょう。そんなときでも、ハグでいいのでしっかりと接してあげてください。きちんと言葉を添えて「ごめんね。ママちょっとしんどいから少し待ってね」「〇〇君、〇〇ちゃん、ぎゅーってさせて」それだけでお子さんは安心します。

あなただけでなく、モラハラがお子さんにも降りかかってくる場合もある

ひどい場合には、お子さんまでもがモラハラのターゲットになってしまう場合があります。お子さんが成長し自我を持ち始めると、自分の思い通りにいかないことが不満で、お子さんの言動を上から押さえつけようとようとします。夫が「しつけだ」「教育だ」と言っていても、何かおかしいと思ったら必ずお子さんを守ってあげてください。

モラハラ夫も、意外と孤独で傷つきやすかったりする

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うまく自分をコントロールできなくて、ハラスメントに形を変える場合もある

モラハラをする夫は、どうしようもなく手をつけられない場合もありますが、なかにはとても打たれ弱く、人一倍ダメージを恐れている人もいます。

心を許せる家庭だからこそ、モラハラになってしまう

一歩社会に出れば、そこは戦いの場です。仕事をしてお金をいただくのは大変なことです。そのなかで、自分をコントロールできず、フラストレーションの持って行き場がなくなり、帰ってきて心許せる家庭に悪態をつく……。それがモラハラになってしまうケースもあります。

なかなか他人には相談しにくいこと

もともと人を傷つけるような人なのか、今になって始まったことなのかの判断は難しいですよね。義父、義母にもなかなか聞きにくいもの。「うちの子に限って」と言われるのがオチですから。だからといって、モラハラはひとりで抱え込むものではありません。勇気を出して、誰かに相談してみましょう。両親や友人に相談しづらい場合には、行政の相談窓口もありますよ。

 

まとめ

お付き合いをしていたころとまったく変わってしまって、束縛や暴言、悪態が「モラハラ」という形になって本性を現した場合は、その変貌に戸惑ってしまいますよね。外部には気づかれにくいモラハラ。でも、あなたの人生はまだまだこれからです。モラハラで受けたストレスで自分を犠牲にする前に、必ず相談をしてください。大変なこともたくさん出てきますが、離れるという決断もあるということも、心のすみっこに置いてみてくださいね。

 

 

ライター:エルくまrich
シングルマザー歴18年。23歳の女の子のママ。インテリアデコレーターとしてレッスン・セミナーをこなし、ライターとしても活動中。シングルマザー予備軍の良き相談者でもあります。