シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

子どもを進学させたい!教育費はどうやって用意すればいいの?

ライター 森本由紀

1児の母。12年の結婚生活を経て40代で離婚しシングルマザーに。現在は行政書士・カウンセラーとして活躍するかたわら、ライターとしても執筆活動を行っています。

Photo yuki morimoto

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シングルマザーが教育資金を用意するにはどうすればいい?

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教育資金を用意するために、長期計画をたてる

子どもの教育資金は高校、大学と進学するにつれてより多い金額が必要になります。将来必要になってくる教育資金を短期間で用意することは難しいですから、長期的に積立貯蓄を行いましょう。

教育資金を借り入れすることもできる

貯蓄だけで足りない場合には、教育資金を借り入れする方法があります。借りたお金は返さなければなりませんから、金利や返済期間に注意して、できるだけ有利な条件の貸し付けを利用しましょう。

 

学資保険で子どもの教育費を貯蓄

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学資保険は、生命保険の一種です。毎月決められた保険料を支払うことにより、子どもの進学時期に合わせて満期学資金(満期保険金)を受け取ることができます。

強制的に貯蓄ができ、万が一のときの教育資金も確保できる

自分で毎月決まった額を貯金するとなると、続かないこともあります。学資保険は途中で解約すると損することが多いので、強制的に貯蓄したほうが良いでしょう。また学資保険加入中、親にもしものことがあった場合には、その後の保険料の支払いは不要になる場合がほとんど。学資金は予定通り受け取れるので安心ですね。

 

教育資金を借りるなら「母子寡婦福祉資金貸付金」がある

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母子寡婦福祉資金貸付金とはシングルマザーのための貸付金制度で、最寄りの市区町村が窓口になっています。母子寡婦福祉資金貸付金には12種類の貸付制度がありますが、そのうち教育費として使えるのは「修学資金」と「就学支度資金」の2種類のみです。

教育費は無利子で借りられる

修学資金と就学支度資金は、無利子で借りることができます。また、子どもを連帯債務者にすることにより、連帯保証人も必要ありません。

償還期間は20年

修学資金と就学支度資金の償還期間は最長20年となっています。卒業後6カ月は据え置き期間となり、返済の負担が軽くなります。

 

シングルマザーは優遇される「国の教育ローン」

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「国の教育ローン」として親しまれているのが日本政策金融公庫の教育一般貸付です。日本政策金融公庫は政府が100%出資している金融機関なので、金利などの条件面が民間の金融機関よりも有利になっています。

最高350万円が固定金利で借りられる

国の教育ローンで借り入れできる金額は、子ども1人につき350万円で、金利は固定金利となっています。入学金や授業料に限らず、通学費用、下宿費用、パソコン購入費用などにも利用可能です。

母子家庭は金利や返済期間に優遇がある

国の教育ローンの固定金利は年2.05%ですが、母子家庭の場合には年1.65%になります(2015年12月現在)。さらに、原則15年の返済期間のところ、母子家庭の場合には18年にまで延長されます。