シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

行政だけじゃない!母子家庭のための支援制度

ライター 葉山あさひ

第2子出産後に離婚。会社勤務を続けるも、子どもの小学校入学を機に学童問題で退職し、副業だったライター業で独立。現在は、事実婚状態で5児のママ兼ライター業を続行中。

Photo hayama asahi

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多くのシングルマザーの収入は、一般的な世帯と比べるとかなり低め。母子家庭などのひとり親にとって行政からの支援は生活する上で不可欠なものですが、行政の公的支援だけでは生活が立ちいかない家庭もあるのが現実。しかし、それだけ支援が必要でありながら、行政の支援制度は条件が厳しく、制約も多くあります。
そんななか、さまざまな団体が、ひとり親家庭への支援を多様なスタイルで提供しています。

病児保育で働くママをサポート

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働くシンママの心配事のひとつは、子どもが体調を崩してしまうこと。そんなとき、自分の近くに病気の子どもをみてくれる人がいればどんなに心強いか……。実家が遠かったり頼れる人がいなかったりする場合には、病児保育が強い味方になってくれるかもしれません。

病児保育とは?

全国病児保育協議会が主催する「認定病児保育スペシャリスト」という資格を持ち、病気に対する知識により病状把握をしっかりできる専門家のこと。施設型・訪問型という2つのスタイルでサポートします。
また、働く母親の代わりに、病気の子どもを預かってケアをする「病児保育園」という施設もあります。ただし、予約制であったり、受け入れ人数が少なかったりと、なかなかハードルが高いことが難点です。

おやつや支援物資でひとり親家庭をサポート

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シングルマザーだからこそ、育ち盛りの子どもたちにお腹いっぱい食べさせたいという気持ちは強いもの。とはいえ、家計をみたときに一番切り詰めやすいのが食費です。ひとり親家庭では、おやつを満足に食べている子どもは多くありません。そんなとき、強い味方になってくれるのが「おてらおやつクラブ」です。

おてらおやつクラブとは?

「おてらおやつクラブ」とは、お寺に供えられたお菓子や果物などの「お供えもの」を、仏様からの“おさがり”として、ひとり親家庭へおすそ分けをするという活動です。お寺と支援団体とが協力し、貧困問題を改善しようと行っている取り組みで、おやつに限らず、食品や日用品などの物資が提供されることもあります。
※ただし、すべてのお寺が参加しているわけではないので、まずは「おてらおやつクラブ事務局」にお問い合わせするようにしましょう。

まとめ

周りからなかなか助けの手が差し伸べられないシンママの子育ては、孤独に陥りやすい傾向にあると言われています。なかには、シンママになるときに、「誰の力も借りずに私ひとりで立派に育ててみせる!」と決意した人もいるでしょう。でも、そんな自分に厳しいママこそ、肩肘張らずに民間のサポートを十分に活用してみてください。自分のためではなく、子どものために、周りの好意を受け入れて、民間のサポートを頼ってみましょう。


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