シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

元夫と子どもを会わせるとき、シングルマザーが気をつけたいこと

ライター 森本由紀

1児の母。12年の結婚生活を経て40代で離婚しシングルマザーに。現在は行政書士・カウンセラーとして活躍するかたわら、ライターとしても執筆活動を行っています。

元夫と子どもの面会の機会は積極的に確保した方がいい

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離婚して夫婦の関係が終わっても、子どもと父親の親子関係は終わりません。たとえ離れて暮らしていても、「両親に見守られている」と感じることで、子どもの情緒は安定します。子どもの気持ちを優先し、子どもが父親に会いたがったときには顔を合わせる機会を作ってあげてください。

面会について行ったらダメ?

元夫に子どもを会わせるのが心配な気持ちはわかります。けれど、これからも面会を継続させるためには、元夫を信頼して預けることが大切です。どうしても不安なときは「どこで会うのか」「何かを買うときは相談する」などのルールを、元夫と相談して決めておきましょう。

面会の日時が決まったら子どもを笑顔で送り出す

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母親自身が面会を喜ぶ姿を見せる

「日曜日にはお父さんに会えるよ、良かったね」というように、自分も子どもと父親の面会を喜んでいることを示しましょう。そうすれば、子どもは安心して父親に会うことができます。

子どもは母親に遠慮して本心を隠すことも

母親が面会を嫌がっているのがわかれば、子どもは母親に遠慮するようになります。本当は父親に会いたいと思っているのに、「会いたくない」と言うこともあるのです。子どもの気持ちを優先し、自分の考えを押しつけないように注意しましょう。

面会当日の心がまえ

待ち合わせ場所まで子どもを連れて行ったら、笑顔で送り出すようにしてください。元夫には、子どもの体調や気をつけて欲しいことをきちんと伝え、お迎えの時間についてしっかり打ち合わせしておきましょう。

面会から子どもが帰ってきたときに注意すること

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子どもにあれこれ細かいことを聞き過ぎない

子どもが父親との面会を終えて帰ってきたら、心配でつい根掘り葉掘り聞いてしまう人もいると思います。けれど、あまり細かいことまで聞くと、子どもは次からの面会をためらってしまいます。

子どもが自分から話してくれるように工夫する

年齢にもよりますが、子どもなりに両親のことには気を遣っていますから、なかなか自分から話したがらないこともあります。けれど、本当に楽しかったなら子どもは進んで話してくれるはず。子どもが自然に話せるように、笑顔で「どうだった?」と問いかけることが大切です。

面会後、子どもが泣いたらどうする?

子どもは父親との別れ際に泣いたり、面会から帰って来て「やっぱりお父さんと暮らしたい」と言ったりすることもあると思います。そんなときには、子どもに「つらい思いをさせてごめんね」と謝れば良いわけではありません。

親が離婚に対していつまでも後ろめたい気持ちを持っていれば、子どもは自分が「かわいそうな子」だと思い込んでしまいます。子どもが泣いたときには、黙ってそばにいてあげましょう。

まとめ

両親の離婚は子どもにとって傷つく出来事です。けれど、その出来事を自分の中で整理するのは子ども自身。子どもが自らそれを乗り越えていく力を身につけられるよう、手助けするのが親の役割です。子どもにとって父親との面会は、楽しい反面つらいこともありますが、回を重ねればスムーズに進むようになりますよ。