シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

【2017年版】シングルマザー(母子家庭)を支援する児童扶養手当(母子手当)、いつからいつまで?

ライター 森本由紀

1児の母。12年の結婚生活を経て40代で離婚しシングルマザーに。現在は行政書士・カウンセラーとして活躍するかたわら、ライターとしても執筆活動を行っています。

Photo yuki morimoto

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この記事は2017年4月30日に更新しました。

児童扶養手当はシングルマザーが国からもらえるお金

児童扶養手当はひとり親家庭に国から支給される手当です。離婚して母子家庭になった場合だけでなく、死別や、未婚のシングルマザーも児童扶養手当がもらえます。「母子手当」と呼ばれることもありますが、父子家庭でも受給できます。

児童扶養手当は子どもが高校卒業するまでもらえる

児童扶養手当がもらえるのは、子どもが18歳になった年度の3月までです(7月生まれなら翌年の3月、1月生まれならその年の3月)。つまり、ほとんどのお子さんは、高校卒業時までということになります。

ただし、それまでに再婚すると児童扶養手当はもらえなくなります。たとえ婚姻届を出していなくても、新しいパートナーと同棲していれば支給は打ち切りに。再婚相手と自分の子どもが養子縁組しているかどうかは関係ないので注意が必要です。

児童扶養手当の金額は所得や子どもの数によって変わる

児童扶養手当でもらえる額は、所得や子どもの数によって変わります。1ヵ月にもらえる額の上限は、子ども一人の場合42,290円ですが、少しでも収入があれば上限までもらえることはまずありません。

所得には働いて得た収入だけでなく、離婚した元夫からもらった養育費の8割も含めて計算しますから、養育費を多くもらっていたら手当金額は少なくなります。

なお、子どもが二人いると9,990円(一部支給では9,980~5,000円)、三人目以降は5,990円(一部支給では5,980~3,000円)ずつ加算されます。

支給は4ヵ月に1回

児童扶養手当は1ヵ月あたりの支給額が決まっていますが、実際には毎月振り込まれるわけではありません。年に3回、4月・8月・12月に、4ヵ月文がまとめて振り込まれます。

また、受給開始は役所での申請手続きが完了した翌月からになるので、離婚後すぐに手続きしても、最初の振り込みまで5~6ヵ月程度かかることもあります。手当を受給できるまでのことを考え、しばらくの間は立て替えられるだけの生活費を用意しておきましょう。

児童扶養手当の証明書があれば優遇が受けられることもある

「シングルマザーになるとさまざまな優遇が受けられる」と言いますが、優遇措置の基準になっているのは、ほとんどの場合児童扶養手当をもらっているかどうかです。
児童扶養手当の証明書を提示すれば、銀行での優遇金利や、定期券の割引購入などの優遇が受けられます。ただし、母子家庭であっても、児童扶養手当をもらっていなければ、優遇の対象にはなりません。

※記事内の金額は記事更新時のデータです。
※詳細は「児童扶養手当だけじゃない!シングルマザー(母子家庭)が頼れる支援制度をまとめてご紹介」をご覧ください。

まとめ

児童扶養手当の申請の際にどんな書類が必要になるかは、状況により変わってきます。申請手続きが遅れれば、その分受給開始も遅れてしまいます。離婚して母子家庭になるときには、スムーズに手続きできるよう、離婚届を出す前に市区町村役場の窓口に事前相談に行きましょう。


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