シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

離婚が決まったら?シングルマザーになる前に準備したいこと

ライター 森本由紀

1児の母。12年の結婚生活を経て40代で離婚しシングルマザーに。現在は行政書士・カウンセラーとして活躍するかたわら、ライターとしても執筆活動を行っています。

Photo yuki morimoto

Id40 00

まずは離婚が決まったことを子どもや家族に報告

id40-01

子どもへはどうやって伝える?

子どもへの報告は、できるだけ両親が一緒にいる場で伝えるのがベストです。自分一人で伝える場合にも、決して父親の悪口を言わないようにしましょう。

子どものせいではないことを明確に

子どもに伝えるときは、離婚は決して子どものせいではないこと、離婚しても親子の関係は変わらないことをしっかりと伝えましょう。離婚は仕方がないことだとしても、子どもには「つらい思いをさせてごめんね」と、きちんと謝るようにしてください。

実家への連絡はどうする?

結婚、離婚を決めるのは当事者ですが、少なからず実家にいる家族へも影響があります。突然の報告になるとショックを与えてしまうことも。離婚の話し合いになった段階で、双方の実家には早めに報告しておいたほうが良いでしょう。

新生活の準備をしよう

id40-02

離婚後に住む場所を確保

シングルマザーになると、さまざまな理由から民間の賃貸住宅が簡単に借りられないことがあります。もし夫に保証人になってもらえるなら、離婚届を出す前にお願いしておくという方法もあります。

公営住宅に応募するならタイミングを見て

公営住宅は募集時期が限られていますので、入居したい場合はタイミングを見計らって応募しなければなりません。シングルマザーになれば優先的に入居できる場合が多いので、抽選になるようなら先に離婚届を出してから応募したほうが良いでしょう。

離婚届を出す前に市区町村役場に手続きの相談を

離婚後には、児童扶養手当や各種優遇制度の申請など、必要な手続きがたくさんあります。離婚後すぐに必要書類がそろわなければ手続きが遅れ、手当や優遇がなかなか受けられなくなってしまいます。離婚届を出す前に、市区町村役場に事前相談に行くようにしましょう。

勤務先にも報告を

離婚すれば保険関係の手続きもありますから、勤務先にも報告しなければなりません。離婚が決まった段階で早めに報告しておけば、後々の手続きもスムーズに進みます。

離婚後の養育費や面会の約束をきっちりと

id40-03

養育費の支払いの取り決めは公正証書で

離婚後も、別れた夫が子どもの父親であることに変わりはありません。親には子どもを扶養する義務がありますから、離婚後は毎月養育費を払ってもらうようにしましょう。

養育費の取り決めは口約束ですませずに、離婚協議書を作って書面化しておくのがおすすめです。さらに、公証役場で公正証書を作っておけば、もし養育費の支払いが止まった場合も給与を差し押さえて強制的に支払わせることが可能になります。

子どもと父親との面会も定期的に

離婚協議書を作る場合には、子どもと父親が定期的に面会できるように取り決めを明記しておくと良いでしょう。父親の幼稚園・学校行事への出入りについても、あらかじめ話し合っておいたほうが安心です。幼稚園や学校への報告も忘れずに行ってください。

まとめ

離婚が決まったら、その後の生活をスムーズに送るためにも、なるべく準備を整えておくようにしましょう。手続きや新生活の準備が遅れてしまうと、自分にも子どもにも負担になります。必要な手続きは必ず確認したうえで、離婚届を提出するようにしてくださいね。