シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

シングルマザーが知っておくべき「子どもの貧困事情」

ライター 天守閣ノボル

紙媒体からWEB媒体に活動の場を移し10年目のアナログライター。小学生と保育園児、2人の子をシングル育成中。兄妹仲悪し。

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「子どもの貧困」を真剣に考えなくてはいけない理由

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現在、6人に1人の子どもが貧困ライン(年収122万円)以下の環境で暮らしています。なかでも、ひとり親家庭の子どもの貧困は深刻です。
シングルマザーとしては、「お金がなければ、ないようにやるしかない!」と気持ちを強く持ちたいところですが、最低限必要なお金が不足していれば、子どもの将来に影を落とすかもしれません。

お金がないために奪われる“大切なもの”

家庭にお金がなければ、子どもはいろいろなことをがまんすることになります。食事や物品だけではありません。塾に通えず学習面で不利になったり、生活環境の違いから同級生との間に隔たりができたり。さまざまな機会が損なわれ続けた結果、進学や就職も制約されてしまうこともあります。「子どもの貧困」は、“今”だけでは語れない、とても深刻な問題なのです。

「子どもの貧困」にどう立ち向かう?

2013年6月、「子どもの貧困対策法」が成立しました。具体的な子どもの貧困対策は、「教育支援」「生活支援」「保護者の就労支援」「経済的支援」の4本柱。貧困家庭の子どもの学習支援や生活支援を行う団体に助成を行うなど、国と民間が一体となって、子どもを貧困の連鎖から救い出すための取り組みが活発になってきています。

「子どもの貧困対策センター」設立

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そして2015年の6月、「一般財団法人 子どもの貧困対策センター」が、貧困のために夢や希望を持てない子どもたちを支援する活動を開始。貧困家庭の実態調査や政策提言のほか、入学準備金の支給など直接的な支援も行います。

サポートの輪を広げよう

また、シングルマザー家庭や貧困家庭を支援するNPOや支援団体もサポート。「子どもの貧困対策センター」を中心に情報交換や相互連携を行いながら、活動全体のレベルアップを図っていくということです。今後は子どもの貧困支援に関わる活動が、より大きなムーブメントになっていくのかもしれません。

シングルマザーが「子どもの貧困」のためにできることは?

「子どもの貧困」は、個人ではどうしようもできない問題。
当事者であるシングルマザーができることは、支援制度や相談できる窓口を積極的に利用すること。子どもの貧困は、早期に対策することが重要なので、ひとりで悩むより声を上げたほうが、子どものためにもなります。
シングルマザーの立場で「子どもの貧困対策」に関わっていくことが、未来を変える一端を担うかもしれません。


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