シングルマザー(母子家庭)の暮らしを「ちょっとずつ」良くする

困ったときは誰に頼ればいいの?母子家庭の相談先

ライター 葉山あさひ

第2子出産後に離婚。会社勤務を続けるも、子どもの小学校入学を機に学童問題で退職し、副業だったライター業で独立。現在は、事実婚状態で5児のママ兼ライター業を続行中。

Photo hayama asahi

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「子どものために、どんな困難も乗り越えよう!」とシングルマザーは日々がんばっています。でも、ときには壁にぶつかることもあるでしょう。自分ひとりでは解決できないような問題が起こったとき、シンママたちはどこに、そして誰に相談したら良いのでしょうか?

絶対にひとりで抱え込まないで!

誰にも頼れず、ひとりで悩みを抱えているシンママも少なくないと思います。その結果、悲しい事故や事件が起こることも……。そうなる前に、必ず助けを求めてください。誰かに相談し、アドバイスを受けてください。

時と場合によっては、責められたり、突き放されたりするかもしれません。でも、絶望しても諦めないでください。救いの手を差し伸べてくれる人はきっといます。今回は、困ったときの相談先・頼り先についてご紹介します。

まずは身近な存在!親や友人へ

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母親は親身になってくれる

やはり、一番に思いつくのが親、特に母親への相談になるでしょう。かわいい孫の相談ならば、親身になって聞いてくれると思います。とはいえ、世間体や経済的な問題で親から疎まれたりすることも少なくないよう。そうなると、たとえ身内であっても相談しにくいもの。家族の助けが求められない世知辛い世の中を実感してしまいますね。

友人はあまり期待できないかも……

友人への相談の場合は、同じ境遇であれば話しやすいですが、そうでない場合はやはり難しいかもしれません。適切なアドバイスくらいしか期待はできないでしょう。そもそも母子家庭が持つ問題は、友だち同士や仲間同士でどうこうできる簡単なレベルではないことも……。もし、そんなシンママ家庭の問題を解決してくれる頼れる友だちがいるなら、それは素晴らしいことだと思います。

行政に相談

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支援制度について詳しく教えてくれる

最近は離婚率の高さからか、行政などで母子家庭や父子家庭に対する相談所を設置しているところがあります。児童扶養手当や生活保護も行政頼みです。行政に相談するメリットは、職の相談やお金の支援などについて詳しく指導してくれることでしょう。また、いざというときの子どもの預け先や生活に困窮した場合の対処法は、行政に勝るものはありません。

行政は融通がききにくい

ただ、デメリットというか、使いにくい点が多々あり、現実にシンママが頼れるかどうか……。まず、土曜日、日曜、祝日を休みとする施設がほとんどで、働くシンママには相談に行く時点でハードルが高いです。そして、支援を受ける条件の厳しさもあります。支援を受けるまでの申請にも手間がかかり、また相談員さんの対応の仕方にも地域でばらつきがあります。もちろん熱心で親身になってくれる方もいますが、お役所仕事的に融通のきかない人もなかには……。

それでも、一度はメール相談や問い合わせをしてみてください。もし頼れるようだったら、上手に活用したいものです。

NPO法人、民間・市民団体

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適切な支援が期待できる

おそらく、現実的に一番に頼りになるのがNPO法人や民間・市民の団体といった非営利団体ではないでしょうか。これらの団体は、実際の問題を踏まえたうえで活動をしているので、かゆいところに手が届くというか、適切な支援が期待できます。シンママのために全国各地で活動をしている組織や、地域密着で活動しているシンママ&シンパパの団体、子どものための団体もありますよ。

自分から動くことが必要

とても力強い存在なのですが、このような団体はすべての悩んでいるママや子どもを拾い上げたいと思っていても、そこまで手が回らないのが現実。見つけてもらうために、まずは自分から声を出して動いてください! 些細な問題から行政や専門家との交渉まで、どんなことでも相談に乗ってくれて、解決に導いてくれるはずです。

ネット掲示板、コミュニティーサイト、応援サイト

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悩みの共有ができる

ネットにはさまざまなコミュニティーサイトがありますよね。そのなかには、シンママを対象としたサイトもたくさんあります。実際に動いてもらえるかは未知ですが、同じ悩みを共有し合えるため、「自分一人じゃない! がんばろう」という気持ちを持てるでしょう。

幅広い分野の情報がある

育児から仕事、料理、病気まで広い分野で情報のやり取りができるため、何かを「知りたい」と思っているシンママにとっては心強い存在です。同じ境遇のママ同士で交流し、救われることもあるかもしれません。上手に活用して、問題解決のきっかけにしてください。

まとめ

いくらしっかり者で「子どもは自分ひとりで育てる!」と心に決めたシンママでも、アクシデントがあれば育児と仕事の両立に行き詰まってしまうこともあるでしょう。そんなときは、周囲の手助けが必要不可欠です。自分のためというより、子どものために、ぜひ相談して支援を受けてください。

親や行政に頼れない場合にも、民間や市民団体、NPO法人が強い味方になってくれます。コミュニティーサイトで知恵をもらうこともできるでしょう。子どもと安心して生活ができるようになるためならば、シンママはどんどん周りに助けを求めて良いと思います。恥ずかしがったり、遠慮したりせず、声を出してくださいね!


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